夏のスタミナ源のニンニクには疲労回復に効果があるアリシンを始め体にいい栄養素がいっぱい。そんなニンニクも他の栄養素を含む食材と一緒に食べることで、さらに健康効果がアップします。ここではニンニクの健康効果を高める食べ合わせのいい食材をご紹介します。

疲労回復効果のアップには豚肉を一緒に

ニンニクのニオイのもとになるアリシンは、ビタミンB1と結合することでアリチアミンという物質に変化します。ビタミンB1は糖質の代謝に係わり、疲労回復に効果があることが知られていますが、アリチアミンに変わることで、吸収力が増すだけでなく、長時間にわたって体に蓄えることができるようになります。そのためニンニクはビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に食べると効果的なのです。

血管や肌の老化を抑えるには卵と一緒に

卵黄に含まれるレシチンには、血管に付着したコレステロールを取り去って、悪玉コレステロールを下げる働きがあります。また、ニンニクのアリシンを加熱するとできるアホエンにも、コレステロールを抑制する効果が。加熱したニンニクに卵をプラスすれば、相乗効果で血管の老化を抑制することができます。また卵に含まれるビタミンEには抗酸化作用があるので、肌の老化を防ぐ効果も期待できます。

青魚と組み合わせればもっと血液サラサラに

ニンニクには肉や魚に含まれるたんぱく質の消化を促進する効果があります。青魚に多く含まれるDHAやEPAには血液をサラサラにする効果がありますが、その働きをさらに促進するためには、ニンニクと一緒に食べるのが効果的です。アリシンが変化したアホエン自体に強い抗血栓作用があるので、相乗効果でさらに血液サラサラ効果が期待できます。

ニンニクにはこの他にも、スタミナを付けたり、ノルアドレナリンの分泌を促進して脂肪を燃焼させるなど、夏のカラダに嬉しい効果がいっぱいです。ニンニクのあのニオイが苦手という方は、サプリメントも利用してみてください。サプリメントであれば臭いの問題はなくなります。もちろんニンニクの食べ過ぎには注意して、1日に生のニンニクなら1片、加熱したニンニクなら2片〜3片を目安に食べましょう。


writer:岩田かほり