「もう一度結婚しよう」。事故で記憶を失った花嫁が、2度目の結婚式へ

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ジェレミーさんとジャスティスさんの2人は、10歳の時に出会ってからというもの、ずっと寄り添って生活してきた仲睦まじい恋人同士だ。

高校生になってから正式に交際をスタート。2012年に教会でプロポーズをし、2014年の8月1日には結婚した。しかし、結婚式からたったの19日後、不運なことに花嫁のジャスティスさんは交通事故に。一命はとりとめたものの記憶を失ってしまった。

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結婚式が思い出せない…。

結婚式から19日後の8月20日に事故は起きた。おばの家へと向かう途中で事故にあい、生死を彷徨うことに。手術は困難を極めたが、結果は成功。治療によって身体的なダメージは回復へと向かった。が、事故より5週間前までの記憶を失ってしまった。

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事故にあった当人は録画されたビデオや写真を見てもその時のことが思い出せなかった。周囲の話も理解できず、外国に来たような感覚だったという。相当に混乱したそうだ。

しかし、彼女は勇気を出してジェレミーさんに本心を伝えた。「怒らないでね。私、結婚式のことを覚えてないの…」。その言葉には彼もショックを覚えたが、こう答えたそうだ。

「もう一度結婚式をしよう」

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2度目の結婚式

2015年8月1日、2人は2度目の結婚式を予定している。ジェレミーさんは彼女に内緒でクラウドファンディングサイト「GoFundMe」で結婚式の寄付金を募集、目標金額5,000ドルに対し9,800ドルを超える寄付金が集まった。

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順調に回復しているジャスティスさんは、2012年9月30日に協会でプロポーズされた時の話を嬉しそうに語る。

「彼、ボトルの下に指輪を隠していたんだけど、緊張しすぎてボトルごと渡してきたの。とっても可愛くて、素敵だったわ」

しばらくは彼女も混乱状態にあったためすぐには結婚式を予定しなかった。彼女の頭には、今もなお刻まれた事故の記憶が残っている。PTSDのためにうまく話すことができなくなったり、短期記憶に異常が見られることも。今度の結婚式に対して、ジェレミーさんはこう語っている。

「僕達の結婚式は完璧だった。でも、2度目の結婚式では今回起きたことを全て忘れられるような素晴らしい式にしたい」

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1度目の結婚式には75名の出席者が参列した。しかし、今回は助けてくれた人々を皆招待するため、さらに賑やかな式になりそうだ。

「私はとても幸運だった。それに、ジェレミーがいてくれて本当に良かった。彼がいない人生なんて考えられない」

All Photo :Kayla Williams
Licensed material used with permission by Jeremy Stamper