インテルの新戦力ジェフリー・コンドグビアが10日、会見に臨み、次のように語った。

「なぜインテルを選んだか? 自分にとって正しいチームだからだ。(ロベルト・)マンチーニ監督のような指揮官にノーと言うことはできないからね。それに、一部のメディアが書いていたような、僕がミランに『イエス』と言っていたというのは事実じゃないからだ。その主張は間違っている」

背番号7を選んだ理由について、「息子と母の誕生日が7日だから」と説明したコンドグビアは、「スクデットを獲得できるか? 僕は自信を感じている。僕らには勝てるだけの武器がそろっているよ」と続けている。

「プレッシャーを感じているか? まったくないよ。でも、すごい熱気を感じている。僕がインテルを選んだのは、自分の成長過程において最も正しいステージでもあるからだ。さらに向上するのに、正しいタイミングでここに来ることができた。僕の最大の長所? パワーだね。改善点? 守備だ」

子どものころの夢はボクサーだったというコンドグビアは、「それ事実だよ。好きだったし、サッカーのルールは好きじゃなかったんだ」とコメント。また、次のように続けている。

「中盤のどのポジションを好むか? どこでもいいよ。(ヤヤ・)トゥーレに似ているか? 彼や(パトリック・)ヴィエラと比較されてきたのは事実だ。確かに、ヤヤに似た特長があると思う。でも、僕はまだ若いし、キャリアの始まりにあるんだ。模範にしているのがまさにヤヤであることは疑いないけどね」

マンチーニ監督から電話で何度も説得されたコンドグビアは、このように明かしている。

「いろいろなことを教えてくれた。インテルの新しいプロジェクトを説明してくれて、すぐに自分の特長に合うと思ったんだ。それに、あれだけの監督が連絡をくれれば、ノーと言えないのも事実だね」