[どさんこワイド - 札幌テレビ]2015年7月1日放送の「北海道179市町村応援大使」では、斬新な海の幸スイーツが紹介されました。

旅に出かけたの大使の代理、ファイターズと北海道を愛するSTV野球解説者、稲田直人さん。今回の行先は、道東「佐呂間町」です。そして佐呂間町の応援大使、増井浩俊選手からの指令は「サロマ湖で獲れるマチ自慢の食材を使った変わったデザートを食べてPRして」というものでした。

北海道最大の湖『サロマ湖』に面する佐呂間町。指令である「海の幸を使った驚きのスイーツ」を探すべく、町内を歩き回ります。

早々にもお菓子屋さんを発見!! いきなり指令達成か?! と入ったお店は「かぼちゃん本舗」(佐呂間町宮前町61)。マチで人気のお店です。なかでも自慢の商品は、佐呂間町の特産品の一つであるかぼちゃを使った、かぼちゃ餡をサクサクのパイ生地で包んだ『かぼちゃんパイ』。

ということで、海の幸を使ったスイーツは見つからず...。

さらなる調査のため次に向かったのは、役場です。そこで副町長にもらったヒントは『ホタテ』。サロマ湖沿いの「華湖というお店に行ってみては...」ということでした。

教えられたとおり「レストハウス華湖」(佐呂間町浜佐呂間)に向かう稲田さん。肉厚のホタテがたっぷりのった『はなこ丼』をしっかり堪能。しかし、ここにもスイーツはありませんでした。

が、道の駅にホタテを使ったスイーツがあるとの有力情報をGET。

なんで一緒にしちゃったのぉ〜↓↓

そうと分かれば向かうは「道の駅 サロマ湖」(佐呂間町浪速121-3)。

ありました! しかし、それは、思わず絶句してしまうほどの衝撃。本当に驚きのスイーツと呼ぶにふさわしいものでした。

さあ、そんなホタテを使った驚きのスイーツとは...?


公式サイトより。こちらは耳だけが刺さったバージョン

ソフトクリームの周りに、ホタテの耳が6本ほど突き刺さり、さらにソフト貝柱がゴロっと1個入った『スペシャル帆立入りソフト』。サロマ湖の名産"ホタテ"をそのまんま使ったスイーツだったのです。

食べた稲田さんは思わず苦笑。「ホタテすごくおいしいのに。何で、このソフトクリームに? どういった発想で?」とお店の方にうかがうと、「サロマならではということで、しょっぱさと甘さを体験してもらったらどうかなと思った」といいます。

ということで、ホタテスイーツ無事発見! 任務完了です。

しかし、最後に放った「正直、わけよう」というのが稲田さんのホタテソフトに対する本音だったようです。

お店の方いわく、チャレンジャーの方にオススメなのだとか。また、耳をスプーン代わりにして食べる方は、なかなかのツウだということでした。

確かに「えっ」と言いたくなる見た目でした。味もなんとなく想像できますし。でも、ホタテソフトと聞くと、普通、ソフトクリームのなかに加工したホタテが混ざっているものを思い浮かべませんか? ですが、ただただソフトクリームに耳と貝柱をトッピングしただけ...。そういった意味でもなかなか衝撃的なスイーツだったと思います。(ライター:北海道saki)