10日放送の「ミヤネ屋」(日本テレビ系)でギリシャ人の父を持つ大学准教授が、6日の放送でギリシャ人の国民性に言いたい放題だった司会の宮根誠司氏に対して反論をした。

番組ではギリシャに続き、中国もバブル崩壊と言われているていることを取り上げ「どうなる世界経済」と題して、中国政府の株価下落に対する策と、ギリシャ危機の現状をVTRで紹介し、専門家の中継を交えて討論した。

その中で宮根氏が、6日の放送でギリシャ人の国民性について「借りたモノは返さんと」など厳しい発言を連発していたのだが、それに対してギリシャ人の父を持ち、26歳までギリシャ・アテネで育ったという関西大学法学部准教授のカライスコス・アントニオス氏からの反論VTRを紹介した。

アントニオス氏は宮根氏の発言には「印象が先走りして植えつけられている部分もある」「半分はわかるけど、半分は違う」と語り、ギリシャ人の国民性について解説した。

宮根氏がギリシャには「シエスタ」(昼寝)をしているので怠け者であるという趣旨の発言をしていたことに対して、アントニオス氏は一般の企業では朝出社して夕方まで仕事をしておりシエスタという文化は「今はほとんどない」と反論した。

さらに、宮根氏が公務員は優遇されすぎていることを批判していたのだが、これに対してはアントニオス氏は「(働かないことシエスタの文化は)公務員については私も事実だと思います」と語り、ギリシャの法律上、公務員は保護されていることや公務員の数は多いと説明し、宮根氏の指摘を認めていた。

このことからアントニオス氏は、宮根氏が持つギリシャ人の印象について「公務員の印象が先走っているのかなと思います」と分析した。

さらに、アントニオス氏によると、ギリシャではコネがないと出世や就職自体が困難だそうで、仮に職に就けたとしても、貧しい層であれば初任給は5〜6万円程度だそうで、ギリシャでは貧富の差も激しいと、その実態を明かしていた。

VTR後、宮根氏は「一般企業の方は一生懸命働いてらっしゃって、公務員が優遇されているって言うんですけど、公務員は4割でしょ、4割の人は優遇されているんで」「日本人の働き方とはどうにも違うような気がするんですけどね」と、最後まで納得しない様子だった。

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