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東京都福祉保健局は7月9日、子どもの感染症である手足口病が東京都の警報基準を超えて流行していることを明らかにし、小児を持つ家庭などに向けて注意喚起をした。

手足口病は、ヘルパンギーナと咽頭結膜熱(プール熱)と合わせて「三大夏風邪」とも呼ばれ、毎年夏に流行する小児の感染症。同局によると、手足口病の患者の約94%は6歳以下の小児で、2歳以下が半数を占めるという。

手足口病はエンテロウイルスやコクサッキーウイルスを原因とする病気で、手や足、口内などを中心に水疱(すいほう)を伴った発疹が出ることが特徴。37〜38度の発熱や喉の痛み、食欲の低下などの症状が出る。乳幼児に発症例が多く、潜伏期間は3〜6日間、症状は2〜4日間ほど続くとされている。

既に患者数は高水準となっており、6月29日〜7月5日(第27週)の1週間においては、都内264カ所の小児科定点医療機関から報告された定点当たり患者報告数(都内全体)が、5.87人/週となった。同局によると、過去5シーズンでは平成25年の流行時に次ぐ高い数値とのこと。

また、保健所別の患者報告数が「警報基準値」を超えたのは、31保健所中15保健所に達した。定点あたり患者報告数が基準値である5.0人/週を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都全体の人口の30%を上回った(51.14%)ため、東京都として警報を出した。

手足口病の感染経路はくしゃみなどの飛沫(ひまつ)感染、タオルや食器の共有による接触感染、おむつなどの交換で起こる糞口(ふんこう)感染となっている。そのため、同局は「こまめな手洗い」「ティッシュによる、せきやくしゃみ時の口と鼻のブロック」「集団生活でのタオルの共用禁止」などを心がけるよう、注意を呼びかけている。

今回の東京都の警報発令を受けて、Twitter上では

「お友達が手足口病になったそうな。怖い」

「手足口病が我が家にも到来」

「息子の手足口病が全然治らない」

など、子どもを心配する親の声が多数あがっている(コメントは原文)。