資料=WTIの90日移動平均線からの乖離率
 来週、7月14、15日に日銀の金融政策決定会合が予定されている。ここで予想外の金融緩和、「黒田サプライズ3」の可能性はないだろうか。

 気になるのは、政府が微妙に景況判断の下方修正に動いているということ。また、原油価格下落に再燃の兆しがあるということ。後者については、昨年10月31日の追加緩和の主な根拠とされたことがなお記憶に残る。

 一方、専門家の見方は7月の追加緩和予想が最近にかけて減少した。ブルームバーグによると、5月20日調査時点で7月の緩和予想は9人いたのが、6月16日時点では2人に減っていた。

 ただ、2013年4月、昨年10月といった過去2回の黒田緩和は、ともに「サプライズ」だった。その意味では、逆に一般の予想が少なくなっていることのほうが、要注意といえなくもない。

 原油価格が下落再燃になっているのは、上がり過ぎが一巡したことに加え、最近の中国株急落などを受けて下がり過ぎ拡大を再開している点が大きいだろう<資料参照>。過去2回の「黒田サプライズ」は、為替、株などには絶大な影響をもたらしただけに、この原油の動きなどもにらみながら、早めの警戒は必要だろう。

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(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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