新作「ドラゴンクエストビルダーズ」は、ドラクエとマイクラのファンも注目か

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今や国民的ゲームとなっている「ドラゴンクエスト」。近年ではスマホへのシリーズ移植も話題となっている。

実は、最新作の「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」発売(2012年8月:Wii版)から、3年が立っており、ネット上では、次回作の話題がたびたび騒ぎとなっている。
ドラゴンクエスト11はPS4で発売か?というウワサも流れているほどだ。

ドラクエ最新作への期待が高まっている中、スクウェア・エニックスは7月8日にドラクエの新作を発表した。

●新作のドラクエは「ドラゴンクエストビルダーズ」だった
今回発表されたのは、ドラクエ11などのナンバリングタイトルではない。

「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」という新しいドラクエだ。
対応ゲーム機は
・PS4
・PS3
・PlayStation Vita

となっており、今冬発売予定だ。

内容は、ドラクエ1作目で舞台となったアレフガルドを冒険し、竜王によって荒廃した大地を奪還・復活させるゲーム。
さらに、ブロックを組み合わせて自由に世界を創造できるのが特徴となっている。

発表された日に、ゲームのスクリーンショットも公開された。
ところが、「なにかに似ているぞ」という声がネットから上がった。
そう、「マインクラフト」に似ているという指摘だ。


今回公開されたスクリーンショットからは広大な世界を冒険できそうと想像できる


●ブロックを組み合わせて創造する「サンドボックス」ゲーム
「マインクラフト」というのは、世界で2000万本の販売数を誇る大ヒット箱庭ゲーム。
多数のブロックを組みわせることで世界を想像するゲームである。
この手のゲームは「サンドボックス」(砂場)といい、箱庭世界で自由に探索して遊べるのがポイントだ。

筆者もiPhoneやiPadにて「マインクラフト ポケットエディション」というスマホ向けアプリを遊んでみた。
最初はルールがわからなかったのだが、理解していくとこれが楽しいのだ。
・未開の地への探検
・洞窟や廃坑の発見
・アイテムの創造
・ブロックを使った建設

など、探究心や創造力を掻き立てられるゲームとなっている。



こちらは「マインクラフト」で、かなり中毒性の高いゲームだ


海外では教育分野でも使われているほどの「マインクラフト」は普及しているゲームだ。
身近なモノにたとえると、レゴなどの組み立てに近いと言えばわかりやすいだろうか。

ひとつのモノを建設し終わると、「次はなにを作ろうかな」と考えてしまうほど、モノ造りの楽しさが湧いてくるゲームなのだ。

●「ドラゴンクエストビルダーズ」は和製マインクラフトになる?
今回発表された「ドラゴンクエストビルダーズ」は、マインクラフト的なシステムが特徴であるようだが、ゲームの詳細内容については公開されていない。

今回公開されたのは
・対応ゲーム機
・タイトル、発売時期
・スクリーンショット1枚

である。

公開されているスクリーンショットには「ドラゴン」「おおきづち」「スライム」が居ることから戦闘はあると思われる。
また、マインクラフト風ブロックで世界が作られており、主人公とおぼしき人物が木槌のようなものを持っていることから建設のようなことができそうと、いったことが考えられる。

あの伝説のアレフガルドを自由に探検して、創造できるのであれば、ドラクエファンならずともワクワクするのではないだろうか。まだ詳細な内容はわからないが、和製マインクラフトのようなゲームにもなるかもしれない

ドラクエファンも、マインクラフトファンも期待するこのゲーム、非常に楽しみだ。

「ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ」|スクウェア・エニックス


布施 繁樹