カシオが高耐久スマートウォッチを年度内発売。『時計としての完成度をきっちりと』

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ウォール・ストリート・ジャーナルは7月1日、カシオ計算機がスマートウォッチ市場に参入すると報じました。製品は使いやすさと耐久性を求める大衆の需要を見据えたスマートウォッチとなり、発売は日米で3月末までを予定しているとのこと。
スマートウォッチ市場への参入は、カシオ新社長に就任した樫尾和宏 氏へのWSJのインタビュー記事で、社長自身の言葉として伝えられています。

カシオ計算機といえば、1974年にデジタル腕時計「カシオトロン」を発売。1983年には堅牢性を売りにした腕時計 G-SHOCKシリーズを展開し腕時計メーカーとしての確固たる地位を築いています。時計にとどまらず電子辞書、電子音楽、デジタルカメラにいたるまで幅広い商品展開も特徴です。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、カシオが発売するスマートウォッチは「使いやすさと耐久性を求める大衆の需要を見据えたスマートウォッチ」になるとのこと。発売時期は日米で3月末まで。

また樫尾社長は新製品について『時計としての完成度をきっちりと、壊れにくい、はめやすい、使いやすい装着感の中でスマートウオッチを実現していきたいと思っている』と話しました。

カシオはこれまでも、スマートフォンと連携する腕時計を発売しています。Bluetoothでスマートフォンと接続して着信やメールを通知したり、心拍数ほかのフィットネスデータを転送する腕時計など。

アップルの参入でApple Watchの話題ばかりが増えたスマートウォッチ市場ですが、カシオのこれまでのノウハウが製品づくりにどう活かされるのか注目です。

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