早朝だけど、クラブのノリで踊り切る!そんな新感覚のバイクエクササイズがマンハッタンで大人気。日本に同じスタイルを上陸させた「フィールサイクル」も、若手サラリーマンを中心にブレイクしている

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フィットネスで朝活!
マンハッタンのビジネスマンの新常識

 まだ朝焼けが空を染めている早朝のニューヨーク・マンハッタンで、多くの男性が集まり、賑わっている場所がある。フィットネスクラブだ。マンハッタンのビジネスマンの間では、運動してから出社するのが定番の習慣なのだ。

 新規事業立ち上げで数々の成功を収めるインキュベーション会社「ベンチャーバンク」に中途入社し、その後、ニューヨークのフィットネスクラブの視察を命じられた橋本英治(敬称略、以下同)も、その光景を目の当たりにした。

「朝5時、6時から、どこのジムやフィットネスクラブも出社前の男性で一杯になっている。トレーニングが終わった後は、皆一様にスーツをパリッと着てネクタイを締め、会社に向かって行きます。その姿が無性にかっこよく見えて、この習慣を日本にも広めたいと思いました」(橋本)

 特に橋本が魅かれたのがバイクエクササイズだ。日本ではスポーツクラブの片隅にマシンが置いてあるが、マンハッタンで見たのはバイクエクササイズのみを提供する専門のスタジオだった。

 真っ暗な室内にずらりと並ぶ専用のバイク。最新のヒットチャートが大音量で鳴り響き、DJさながらに威勢のいい声を張り上げるインストラクター。雰囲気はまさにお酒を飲んだり、踊ったりする「クラブ」そのもの。その中で汗びっしょりになりながら、音楽に合わせてバイクをひたすら漕ぎ続けるのだ。

 30歳を過ぎ、健康や体型が気になり始めていた。妻に誘われエアロビクスに挑戦してみたが、明るいスタジオで周囲は女性ばかり。気恥ずかしく、違和感を覚えた。水泳で黙々と泳ぎ続けたり、ジョギングやジムのランニングマシンで走り続けたりすることも、単調で苦手。結局何一つ長続きせず、運動する習慣を諦めている。これは橋本自身の体験談だが、同じような理由で挫折した男性は少なくないだろう。

「何をやっても続かなかったし、運動している最中は全く楽しいと思わなかった。それに対し、マンハッタンで経験したバイクエクササイズは、室内が暗いから隣が女性であろうが誰であろうが気にならない。僕は若い頃クラブが好きでよく通ったけど、それと同じ雰囲気の中で、音楽に合わせてバイクを漕ぐと踊っているような感覚にもなる。初めて運動が楽しいと思えたのです」

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