専門誌では読めない雑学コラム
【木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第11回】

 我々ゴルフを楽しむ者にとって、旅行とは、イコール、ゴルフとなります。ですから、温泉に行こうが、リゾート地に行こうが、海外に行こうが、ゴルフをしたついでに観光ということになり、すべての行動の規範はゴルフに左右されます。

 つまり、「人生とは旅。旅とは、すなわちゴルフ」なのです。

 振り返ってみれば、過去20年、取材や旅行で遠くへ行ったときも、ゴルフをしていました。アメリカ・オーランドのディズニーワールドに行ったときでさえ、ゴルフをやっていましたから。

 あのときは、ミッキーマウスの顔の形をしたバンカーに入れて、でかい耳の部分から、なかなかボールが出なくて苦労しました。「ドラえもんのバンカーだったら、耳がなかったのに......」と悔やんだものです(ホンマかいな......)。

 そんなわけで、今回は国内の激安ツアーについて、ちょっとお話ししたいと思います。

 ゴールデンウィークの直前、毎年北海道のゴルフツアーに参加しますが、このパック料金が、驚きの3万円台なのです。ツアー代に含まれるものは、往復のエアー代、ホテル代、ゴルフ場への送迎代、ゴルフのグリーンフィ(コースの使用料。※なお、カートフィ、キャディフィ、利用税などは別途)2プレイ分となります。

 3万円台なら、週末の小金井カントリー倶楽部(東京都)とか、戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)あたりでプレイする、ビジターフィと一緒です。だったら、北海道に行ったほうが、全然楽しいですし、2ラウンドできますから、満足感も違います。

 激安のカラクリですが、まずゴールデンウィークの直前は、休みの谷間なので、案外安いのです。今年は、5月1日出発で、翌日が土曜日だったために、総額4万2000円と3万円台で収まりませんでしたけど......。

 料金の内訳をざっと計算しますと、おそらく飛行機代がツアー団体割引価格で、片道8000円〜1万円程度じゃないですか。そして、ホテル代(1泊)が7000円〜8000円。ゴルフのグリーンフィも、3000円〜4000円くらいなので、これで計算が合います。

 じゃあ、送迎代は? というと、これは実はゴルフ場の送迎バスを使うので、ゴルフ場からしてみれば、サービスという考え方で、お金は取っていません。今年は8人で行って、たまたまバスは貸切りでしたが、ツアーですから、通常は他の団体客が乗ってくることもあります。

 ツアーの価格設定は、曜日やシーズンによって違いますが、ゴルフ場の選択によっても違ってきます。名門だと、やや高めになります。そうは言っても、以前は名門の桂ゴルフ倶楽部(北海道)などにも行きましたから、特別高額ではありません。

 桂GCと言えば、キャスターの小●智●さんがメンバーだったのには、びっくりしました。だって、「カツラ疑惑の小●さんが桂のメンバーなんて、なんで?」と思ったわけです。「まさか、カミングアウトか!?」って、苦笑しましたよ。偶然の一致って怖いですね(って、どこが一致なんだか......)。

 話が横道に逸れてしまいましたが、北海道のコースは、どこも広くて雄大で、そんなにハズレはないです。だから、別に名門じゃなくても十分に楽しめます。

 しかも、夜は札幌に泊まることが、ほぼ"お約束"になっています。

 今年は、2日間とも苫小牧のコースでしたが、朝、飛行機に乗って、千歳空港に到着後、11時頃から苫小牧でプレイ。ラウンド後は、クラブバスで札幌まで送ってもらって、お泊りします。そして翌朝、またクラブバスが札幌まで迎えに来てくれて苫小牧へ。札幌から苫小牧って、結構な距離がありますよ。でも、せっかく北海道まで来たんだから、やっぱり札幌には行きたいわけです。

「ナポリを見ずして死ぬな」という名言がありますが、ゴルファーなら「ススキノで遊ばずして、北海道に行くな」といった感じでしょうか。それほど、札幌ススキノのネオン街は楽しいのです。

 まず、食事はどこで食べても美味い。みんなで30分くらい歩いて店を吟味して、たどり着いたのが「根室食堂」。「チェーン店やないか!」って叱られそうですが、でも美味いからそれでいいんです。さらに、夜の歓楽街は多種多様の"お遊び"パターンがあって、実にエキサイティング! です。

 そういえば、このツアー、女性が一度も参加してないんですけど、今、ようやくその意味がわかりました(って遅すぎやないけ!)。

【プロフィール】
■木村和久(きむら・かずひさ)
1959年6月19日生まれ。宮城県出身。株式をはじめ、恋愛や遊びなど、トレンドを読み解くコラムニストとして活躍。ゴルフ歴も長く、『週刊パーゴルフ』『月刊ゴルフダイジェスト』などの専門誌で連載を持つ。

木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa