悔しさを胸に五輪へ、川澄奈穂美「金メダルにチャレンジ」…なでしこリーグへの来場呼びかけも

写真拡大

 FIFA女子ワールドカップ2015カナダを準優勝で終えた、なでしこジャパン(日本女子代表)が7日、帰国した。

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督、宮間あや主将、野田朱美日本サッカー協会女子委員長が会見に出席。会見後には各選手が記者団の質問に答えた。

 宮間をはじめとする選手たちが、今回の結果をきっかけに女子サッカーの日本での普及・定着を望む声を口にする中、FW川澄奈穂美も、「こうしてトップのカテゴリーが注目していただけるということで、ほとんどの選手がなでしこリーグに所属しているので、国内リーグのほうにも目を向けてくださる方が増えると思います。はじめは4年前のように、興味本位でも構わないので、足を運んでいただいて、その時にしっかりと、『また見に来たいな』と思ってもらえるようなプレーをすれば、必ずファン層の拡大につながっていくと思います。現役選手としてできることは100%のプレーを見せることだと思うので、それをやり続けていきたいです」と、12日に再開するなでしこリーグへの呼びかけと、全力プレーを誓う。

「今回のほうが色々なことを経験させてもらって、落ち着いて大会に挑むことができましたし、心身ともに充実してという言葉が合う世界大会だった」と2回目の経験となったW杯を振り返る。前回大会はシンデレラガールとして注目されたが、今大会は開幕戦でスタメン落ちも経験。「もちろん7試合のうち、フル出場したのは2試合でしたし、もっともっと出場時間を伸ばしたかった」と悔しさを口にする一方で、「23人全員で戦ってここまで来られたと思いますし、自分自身への課題はもちろんたくさんありますけど、とにかくチーム全員で戦えたことがよかったです」と、チームとしてのまとまりを強調している。

 W杯を終えたばかりのなでしこジャパンだが、2016年にはリオデジャネイロ・オリンピックが控え、その予選が待っている。「今まで金メダルを取ったことがないですし、自分自身チャレンジしていきたいという気持ちです」と強い意気込みを示し、「(今大会は)負けてすごく悔しかったです。でもこういう悔しい思いがあるからまた頑張れると思うので、悔しいと思い続ける限りは頑張りたいと思います」、「日曜日からなでしこリーグも始まるので、まずはそれに向けていい準備をしたいと思いますし、そこでのパフォーマンスが代表活動にもつながっていくということを信じて、一日一日を大切にしていきたいと思います」と、目の前の試合に全力を尽くす覚悟を示している。

 川澄の所属するINAC神戸レオネッサは12日に行われるなでしこリーグ第10節で、宮間あやらが所属する岡山湯郷Belleと岡山県美作ラグビー・サッカー場で対戦する。