「株価の大きな値動き」は実体経済では説明できないパターンも…

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オバハン、流動性相場の恐ろしさを学ぶ

サスペンダー:おかあさん、「流動性相場」って知ってるか?

パンプキン:リュウドウセイソウバ?なんやそれ、聞いたことあるな。新聞かテレビでよう言うてはるで。何のことや?

サスペンダー:流動性って何が流動しているかといったら、お金が流動しているってことやねけど、世の中に流れるお金の量が増えたら、そのお金が向かう先がなくなって、なんでもかんでも資産の値段が上がる、ということ。

パンプキン:はぁはぁ、なるほど。

サスペンダー:今、世の中で「お金余り」って聞くやろ?あれ何でか知ってるか?

パンプキン:それ、政府とか日銀が、いっぱい市中に供給したお金が株に向かってるんやろ?

サスペンダー:なんや、意外と分かってるな。ほなら、流動性相場のリスクって何かわかるか?

パンプキン:なんや、聞いたことあるで。90年頃、バブルの時も同じようなこと言うてたわ。実態が伴わない株価やから、売り出したらひたすら売られて値段がつかんようになるねやろ?

サスペンダー:なんや、わかっとるな。実態が伴わないというか、実際誰かが株を売っても、積極的に買いたい値段やったら買い手がつくから値段は崩れへん。けど、実態と乖離した値段やったら、誰かが売りに回った時、買い手がつかないままひたすら売られて、株価もひたすら落ちるねん。これ、何も難しないやろ?友達のカズちゃん(60代後半のオバハン)に説明すると思って、流動性相場を説明してみ?

パンプキン:あんた、いい加減にしいや!!カズちゃんに株とかリュウドウセイソウバの話したら、「あんた、なんでうちにそんな話するの!ぜぇーんぜん、興味ないわ!」って、怒らはるで!!

 さて、今回はオバハンが意外と流動性相場を理解していて驚いたのだ。これは私たちがまだ子どものころ、団塊の世代は「実体経済とかけ離れた株のバブル」を体験までした世代ならではであろうか。もはやオバハンと流動性相場を議論する必要がなくなってしまったわけだが、今回は流動性相場の議論をもっと拡大して、「実体経済では説明できない株価の大きな値動き」について、その様々なパターンを読者の皆様と一緒に学んでいきたいと思う。

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