KURATAS、受けて立つ。日米巨大ロボット対決、決定!(動画あり)

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日本の水道橋重工が制作した巨大戦闘ロボット「KURATAS」に対し、米国のMegaBots社がYouTubeで挑戦状を送り付けた。挑戦を受けて立つ動画も投稿され、対決は1年後に行われる。

日本と米国との間で戦闘が行われることが決まった。実行はいまから1年後。攻撃を仕掛けた米国が、公の場で自ら突き付けた挑戦で勝ち残るには、相当な努力が必要になりそうだ。

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挑戦を受けた日本の水道橋重工の創業者兼最高経営責任者(CEO)を務める倉田光吾郎は、「ぶん殴って倒して勝つ」と語る。倉田の部隊を構成するのは、人型四脚ロボット「KURATAS」(クラタス)だ。

KURATASは、重さ約4,000kgの巨大戦闘ロボットで、ガトリング砲を2基備えている(1分間に6,000発のBB弾を乱射できる)。水道橋重工が公開しているKURATASのプロモーション動画によれば、この弾丸は「スマイルショット」と呼ばれる特殊な動作追跡型標的固定機能により、操縦士が微笑むたびに恐怖の雨となって発射されるものだ。

今回の日本と米国との対決は、米国のMegaBots社が6月30日(米国時間)、動画をYouTubeに投稿したことから始まった。同社の創業者たちはインターネットを利用して、巨大ロボット業界の重鎮である水道橋重工に挑戦状を送り付けたのだ。

MegaBots社のロゴが「トランスフォーマー」風に現れるスプラッシュ画面で始まるこの動画は、いかにも米国らしい常套句であふれている。星条旗のマントを羽織った創業者たちは「アメリカ西部の最先端のロボット研究の中心地へようこそ」という挨拶をし、「ガソリンを燃料にする5,400kgの怒りの塊」であるメガボット2号機は「アメリカの発明と根性」の成果として生まれたと述べている。

KURATASはひとりで操縦するが、メガボット2号機はふたりで操作され、1kgのペンキ砲弾を時速160kmで発射できるという。

MegaBots社は、人が搭乗して戦うロボットとしてはKURATASに先を越され、世界初にはなれなかったと述べたあと、次のように語っている。「水道橋! 俺たちには巨大ロボットがある。お前達にも巨大ロボットがある。次に何が必要かはわかるだろう? 俺たちは決闘を申し込む」

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倉田は7月5日、独自の旗(油圧と書かれた日の丸)を羽織った姿でこの挑戦を受けた。彼はYouTubeを通じ、困惑した表情で次のように応えている。「いきなり来たから…まあ、面白いけどね…まず、もうちょっとカッコよくつくれよとは言いたいですよね。デカいものに銃つけりゃいいっていうアメリカ文化…アメリカ丸出し」

倉田は、日本のロボットに関するさまざまなポップカルチャーアイテムに囲まれて、笑っているところを映した動画を送り返すだけで済ませてもよかったのだ。しかし彼は受けて立った。

一方のMegaBots側にとっては、この決闘には単に勝ち負け以上の価値があるという。同社はもともと、新しい世界的なスポーツを立ち上げようとしてきた。同社は2014年、人間が操縦する人型ロボットによる「壮大な試合場での戦い」を目指すKickstarterのキャンペーンを行っている。このキャンペーンでは180万ドルの目標に対して65,000ドルしか集まらなかったが、今回の対決で注目が集まれば、新しい世界選手権が誕生するかもしれないのだ。

※なお、水道橋重工はアマゾンで、重量約5トン、身長3.8mのKURATASを発売している。現在在庫切れだが、小さいサイズのKURATASをタカラトミーが発売している

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