板チョコ1枚に850リットル!?食品生産の裏で「大量の水」が使われている・・・

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リトアニア共和国の首都ビリニュス在住のイラストレーターEglė Plytnikaitė氏は、自身のイラストを使ってFacebook上で、あるプロジェクトを実行中です。それは、世界中の食品生産現場で、どのくらいの水が使用されているかを知ってもらうための活動。ポップなイラストが伝えるこの事実、普段考えもしないことです。私たちの口に食品が届くまでに、いかに大量の水が使われていることが分かります。

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チョコレート1kgを生産するのに必要となる水の量はおよそ17,000リットル。これは、ちょっとしたプールに匹敵する量です。

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牛肉1kgに必要となる水は15,000リットル。これは足がゆったり伸ばせる欧米の浴槽250個分にあたる量となります。

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豚を飼育し、1kgの豚肉を得るには、だいたい188回分のシャワーと同じ水が必要です。

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たった1個の卵にかかる水は196リットル。グラス784杯分の水です。

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では、これを農産物と比べてみると…、

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トウモロコシ1kgには、およそ1,211リットルの水が必要となります。小麦1kgでは約1,892リットル。

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バナナも1kgになると約790リットル、同量のグリーンピースでは約586リットル。

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さらに、トマトは1kgで約214リットル、じゃがいも1kgだって約287リットルの水が必要です。

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さて、今日のご飯は何にしましょうか?

2015年7月現在、米カリフォルニア州では記録的な干ばつが続いています。住民たちは、生活用水を控える努力をしてはいるものの、専門家たちからは「入浴する前に2度は考え直して欲しい」と呼びかけるほどに、深刻な状況です。

それでも、アメリカ全体の話をすれば、平均的なアメリカ人が1日に使用する水の量は、一人当たり約8,300リットルだと、環境問題に取り組む「GRACE Communication Foundation」が報告しています。じつはこれ、シャワーやトイレなどの生活用水だけの話ではありません。私たちが口にしている食品のほぼ2/3が、生産の過程で何らかの水を使っているからなのです。
つまり、本当に水不足問題を意識して変わろうとするならば、自らの食習慣から見直していかなければならないということ。でも、これはアメリカだけの話でしょうか? 輸入食品に頼る日本人としても考えさせられるイラストですよね。

Licensed material used with permission by  Eglė Plytnikaitė