ブラッターFIFA会長がカナダW杯の表彰式を欠席…逮捕を懸念か

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 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015の決勝が5日に行われ、アメリカ女子代表となでしこジャパンが対戦。5−2でアメリカが、4大会ぶり3度目の優勝を果たした。

 試合直後の表彰式では、最優秀選手賞(ゴールデンボール賞)などの発表と授与が行われ、最後にアメリカ女子代表チームに優勝トロフィーが手渡された。

 だが、FIFA(国際サッカー連盟)のゼップ・ブラッター会長はこの表彰式を欠席。代わりに、アフリカサッカー連盟の会長でFIFA副会長でもあるイッサ・ハヤトゥ氏が贈呈者を務めていた。大手メディア『スカイスポーツ』によると、ブラッター会長が表彰式を欠席したのは、1998年に会長に就任して以来、初めてとのこと。

 なお、ブラッター会長が同表彰式を欠席することは、すでに先月末に明らかとなっていたが、同会長の弁護士は当時、「個人的な理由」と発表していた。

 しかし、『スカイスポーツ』が5日、ブラッター会長の欠席は、アメリカで捜査が進んでいるFIFA幹部の汚職事件の影響もあると報道。「緊急会議が開かれるまで、ブラッター会長はスイスを離れず、FIFAのイメージ回復に全力を尽くす模様。それは、同会長が、やるべきことが多いと感じているだけではなく、国外に出た瞬間に逮捕される可能性があることを恐れているからだ」と伝えている。

 その根拠として同メディアは、ブラッター会長がドイツ紙『Welt am Sonntag』に対して語ったコメントを紹介。同会長は、「アメリカが私に対する具体的な証拠を持っているからではなく、(出席すれば)ただ世間の混乱を招くからだ。全てがはっきりするまで、私は旅行のリスクを避ける」と語っている。