初の夢舞台で躍動、有吉「決勝まで来れたことを誇りに思う」

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[7.5 女子W杯決勝 日本女子2-5アメリカ女子]

 悪夢のような4失点だった。試合開始3分でアメリカ女子代表に先制点を許した日本女子代表(なでしこジャパン)は立て直すことができず、同5分、同14分、同16分に立て続けに失点し、わずか16分間で4点のリードを奪われることとなった。

 右SBとして先発出場したDF有吉佐織は、「早い時間帯に1点を決められて、立て続けに3失点してしまいました。あの時間帯の失点は大きかったかなと思います」と立て続けの失点を悔いた。

 その後、2点を返して2点差に詰め寄ったなでしこだったが、アメリカに1点を追加され2-5で敗れてW杯2連覇を逃した。有吉は「残念ですが、これが実力差だと思うので、しっかり受け止めたい」と唇を噛んだ。

 初のW杯の舞台で躍動した。グループリーグ初戦のスイス戦から出場機会をつかむと、決勝トーナメント1回戦オランダ戦では自身代表初ゴールとなる先制点を叩き込んだ。その後もピッチに立ち続け、決勝前に発表されたMVP候補8選手の中に名を連ねることとなった。

「初戦から本当に夢の中にいる感じだった」と振り返った自身初の夢舞台。決勝で敗れた後には涙を流して悔しさを露わにし、チームメイトに支えられたが、「皆の支えがあって決勝まで来れました。このメンバーは最高のメンバーですし、決勝まで来れたことを誇りに思います。胸を張って日本に帰りたい」と充実感も得られたようだった。


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