今大会の成長一番株、宇津木「世界2位を誇りに成長したい」

写真拡大

[7.5 女子W杯決勝 日本女子2-5アメリカ女子]

 今大会で最も成長したと言っても過言ではない。MF阪口夢穂とともに不動のダブルボランチの一角を形成。MF宇津木瑠美はなでしこに厚みをもたらした。

「4年間で自分が変わったことは微々たること。サッカーの技術が大きく変わったわけではない。人間として4年間成長した。海外に行ったり、コミュニケーションの大切さ、団体スポーツの大切さ、人間として何が大事か、チームとして何が大事かを改めて振り返れた4年間だった。そういう意味で人間として成長したこと、なでしこのメンバーのすごさを改めて考えた4年間だった」

 宇津木は前回W杯前年の2010年にフランスに移籍。そして翌年のW杯メンバーに入り、優勝を経験した。しかしなでしこジャパンでは今大会前までも完全なレギュラーとして認められてはいなかった。だが今大会のグループリーグで存在感を示すと、決勝トーナメントでは不動の先発メンバー入り。準々決勝のオーストラリア戦ではプレーヤー・オブ・ザ・マッチも受賞した。

 そして決勝戦。結果は2-5と大敗で連覇を逃す結果に終わったが、宇津木は冷静に、そしてしっかりと前を向いた。

「決勝にふさわしい相手とやれたことは自分たちにとって誇りに思えること。まだまだ手が届きそうで届かないというところはまだまだ現実としてあるところだが、決して無理ではないと今自分たちが感じるところ。今後継続してやっていきたい」

「自分たちが持っているすべて力だと思っているので、結果をしっかり受け止めながらもう一度みんなと話し合いをしたい。出来たところももちろんあったので世界で2位というものを誇りに持ちながらまだまだ成長していきたい」


●女子W杯2015特集