うっかり紫外線を浴びてしまったら?頭皮と髪のレスキューケア

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白髪や薄毛など、髪の老化を進めてしまう紫外線。できるだけ浴びないように対策をしたいものだけれど、日傘や帽子を忘れて、「うっかり日焼けしてしまった」なんて日もあるはず。

「紫外線を浴びてしまったら、頭皮と髪をその日のうちにケアして紫外線の影響を最小限に抑えることが大切です」と話すのは、美髪アドバイザーとして活躍する田村マナさん。

紫外線を浴びたままで放置すると、髪の表面にある髪を守るバリア機能が傷つき、髪の内部までダメージを受けてしまうのだとか。そうすると、髪のツヤやなめらかさが失われることに。これを避けるためにはきちんとトリートメントをすることが必要。

「トリートメントを髪の内部まで浸透させることで栄養が行き届き、髪内部のダメージを修復することができます。そのためにはシャンプー後にトリートメントをつけたら、10分程度してから洗い流しましょう」(同)

さらに効果的なのが、トリートメントをつけたあとに髪全体に蒸しタオルを巻き、シャワーキャップやラップフィルムで覆って10分ほど時間をおく方法。蒸気によって髪の表面にうろこ状に連なっているキューティクルが開き、より内部までトリートメントの成分が浸透するのだそう。面倒なときは、蒸しタオルはなしでシャワーキャップをつけるだけでもOK。

また、日焼けで赤くなった頭皮をそのまま放っておくのもNG。頭皮のコラーゲンなどの細胞が破壊されると、髪を黒くする役割があるメラノサイトが働かなくなってしまい、白髪の原因になるとか。さらに、細胞が壊れると髪の寿命が短くなり、抜けやすくなるほか、新たに生えてくる髪が細くなることも。

「肌の日焼けと同じように炎症を抑えるケアをすると、紫外線による影響を抑えることができます。そこで有効なのが、炎症を抑える成分と保湿成分が配合された頭皮用エッセンスを通常のシャンプーとトリートメントのあとに使うこと。炎症を抑えつつ、紫外線によって失われた水分を補給して、破壊されてしまった頭皮の細胞を修復することにつながります」(同)

紫外線を浴びてしまっても諦めずにケアすることが、いつまでも美しい髪をキープする秘訣。日差しが強い日や長時間屋外にいた日は、帰宅後の髪と頭皮のケアを忘れずに!

田村マナ
美髪アドバイザー。日本毛髪科学協会認定「毛髪診断士」、日本スカルプケア協会認定「スカルプケアリスト」。国際線客室乗務員として勤務する中、機内の乾燥、気圧の変化、過酷な労働環境による髪のトラブルに悩まされ、100人の仲間と基礎化粧品ブランド「CA101(シーエーイチマルイチ)」を立ち上げる。現在は美しい髪を手に入れるための基礎知識やケア方法を講演や雑誌などのメディアで広めている。