日本時間6日午前に行われる、女子サッカーワールドカップ(W杯)の決勝で米国と対戦する日本女子代表(なでしこジャパン)について、中国メディア・海南日報は3日「日本代表の幸運もおそらくここまでだ」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本時間6日午前に行われる、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会の決勝で米国と対戦する佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)について、中国メディア・海南日報は3日「日本代表の幸運もおそらくここまでだ」とする記事を掲載した。

 記事は、日本が今大会で唯一全勝をキープしているものの、その相手が「二流」であったうえ、いずれも辛勝だったと解説。組み合わせ上の幸運に恵まれたことを強調した。

 その一方で、すべて運だけで勝ち上がってきたわけではなく、「日本代表は今大会においてもっとも組織力が高いチーム」であると評価。組織力に加え、ボール支配力の高さ、強いメンタルで得点のチャンスをつかんできたとした。また、日本は近年明確にパスサッカー路線を打ち出しており、「女子サッカーにおいてはパス能力は最強。唯一無二のテクニックで、大柄な欧米諸国を撃破してきた」とも評した。

 ただ、「女子版バルサ」という形容については「あまりふさわしくない。なぜなら、世界のサッカーの頂点にいるバルサに対して、日本の女子サッカーは到底その高みには至ってないからだ」とした。そして、女子サッカー界は米国が長年王者として君臨し、その後ドイツが台頭して天下二分の状態になったところへ日本が台頭してきたと紹介。今回日本が連覇を達成すれば、「成績のうえでは女子サッカーが『三国時代』に入る」と説明した。

 記事は、今大会において米国が最強であるのは間違いなく、この点は日本も承知しているとした。そのうえで、米国の強さについて、技術面、身体面を合わせた総合力の高さ、選手たちが平均した実力を持つことにあると解説。背番号13をもっとも価値の高いものとしたうえで、それを背負う米国代表FWモーガンについて「チームの中であまり目立たず、攻撃の細かい部分でようやく彼女の存在価値を見出すことができる」ほどであると形容した。

 そして、6日の決勝で日本が米国を倒すには「引き続き幸運が味方する必要がある」と予測。「しかし、米国がかけてくるプレッシャーからして、日本のラッキーはおそらくここまでだろう」と論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)