では、そんな前脱水のチェックはいかにすべきか。
 「高齢者、成人、幼児ではチェックの仕方に違いがありますが、難しいことではありません。成人は自分で体調管理ができるのでいいのですが、高齢者や幼児などは自覚症状がないので、周囲の人がチェックするようにしないといけません」

 そして、平川医師は次のようなチェック項目を挙げている。

【高齢者用の場合】
(1)トイレの回数が減る
(2)便秘気味
(3)食欲が低下
(4)元気がない
(5)暑いのに汗をかかない
(6)昼間寝てばかりいる

【成人の場合】
(1)夏バテだと感じる
(2)頻繁にノドが渇く
(3)尿の色が濃い黄色
(4)口の中や周りが乾く
(5)二日酔いの症状がある

【幼児の場合】
(1)泣いても涙が出ない
(2)暑いのに汗をかいていない
(3)おむつ替えの回数がいつもより少ない
(4)原因不明の微熱がある
(5)なんとなく不機嫌

 以上のような症状が出て前脱水だと感じたら、体内で不足している水分と電解物質(イオンやカリウムなど)を効率よく摂ることだ。