暑い一日が終わり、疲れてベッドに入って眠れると思ったら、耳元でする蚊の羽音。いまいましい蚊退治に貴重な睡眠時間を奪われた経験をお持ちのかたは少なからずいるでしょう。蚊取り線香や虫除けの薬もありますが、赤ちゃんやアレルギー体質の人は化学薬品が良くない影響を与えることも。そこでレモングラスとゼラニウムを使ったナチュラルな蚊よけ対策をご紹介します。

シトラールを含むレモングラス

蚊よけに使うハーブはレモングラスとゼラニウムです。レモングラスは、タイ料理のトム・ヤム・クンにも使う香りのよいハーブ。レモンに似た爽やかな香りは夏の暑さを和らげてリラックスするときには最適なエッセンシャルオイルの1つ。ところがこれはシトラールという虫が嫌う成分で、虫除けスプレーにも配合されています。

ゼラニウムのシトロネラが蚊よけに

ゼラニウムは、バラのような香りがやさしく漂い、ストレス解消やむくみ、生理痛、更年期障害の緩和に効能があります。ゼラニウムにはシトロネラという成分が含まれ、蚊よけになります。エッセンシャルオイルを使用しなくても、センテッドゼラニウムという匂いの強い種類を窓のそばに置くだけでもよいでしょう。ただし高温多湿を嫌うので、葉や茎が伸びすぎないように剪定してください。

バジル・ペパーミントも虫よけに

シトロネラ、ニーム、ペパーミント、バジル、レモンユーカリ、マジョラムなどは虫よけ効果があると言われます。エッセンシャルオイルを使うときには、2〜3滴を芳香炉に入れて窓のそばに置いておきます。日中太陽が当たる場所なら、皿などにエッセンシャルオイルを入れて置くと香りが出て虫よけになります。また、庭仕事のときには、これらのハーブのお香を焚く方法もありますし、子ども向けに虫除けハーブのペレットが入った虫除けバンドも販売されています。時間や場所に余裕のあるかたは、プランターで虫よけ効果のあるハーブを育ててみるのもよいですね。


writer:松尾真佐代