画像左から妻夫木聡、阿部サダヲ、瑛太 ©2016「殿、利息でござる!」製作委員会

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映画『殿、利息でござる!』が、2016年初夏に公開されることがわかった。

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同作は、『武士の家計簿』で知られる作家・磯田道史の評伝集『無私の日本人』に収録されている『穀田屋十三郎』をもとにした作品。江戸中期の仙台藩吉岡宿で年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、藩に金を貸して毎年の利子を地域の住民に配る「宿場救済計画」に奔走する人々を描いた作品だ。

宿場町の行く末を憂う造り酒屋で実在の人物である穀田屋十三郎を阿部サダヲが演じるほか、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役に瑛太、十三郎の弟・浅野屋甚内役に妻夫木聡がキャスティングされている。メガホンをとるのは『ゴールデンスランバー』『白ゆき姫殺人事件』などを手掛けた中村義洋監督。撮影は今年の7月6日から8月末まで山形、宮城ほかで行われる予定だ。

■阿部サダヲのコメント
時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)
そういのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。
自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!

■瑛太のコメント
中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。
清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります。

■妻夫木聡のコメント
ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。
今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。
一日一日を楽しみたいと思います。

■中村義洋監督のコメント
実話です。原作者の磯田さんは記録となった古文書を読んで泣いたといいます。僕も泣きました。町を救うために破産するほど私財を投げ打ち、遺言は「人に話すな」。こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか……自分でも恥ずかしいほど一途な思いで脚本を書き、その思いに応えるように、ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていたサダヲさん、瑛太くん、妻夫木くんら、頼もしいキャストの方々が集まってくれました。とはいえ、そこはエンターテインメント。武士より武士らしかった百姓たちと、私欲や保身しか頭にない武士の対決です。なんだ、今の日本と(うちの職場と)ちっとも変わらないじゃないか、なんて思いながら観て頂けたら嬉しいです。