<長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ 2日目◇3日◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7,167ヤード・パー72)>
 「少しずつやる気も出ているし、ゴルフも楽しくなってきている」。久々の好ラウンドに笑顔も弾けた。2アンダーの32位タイからスタートした今田竜二が8バーディを奪う猛チャージを見せて、トータル6アンダー11位タイに急浮上。主戦場とする米国PGAツアー、下部のウェブドットコムツアー含めて今季初めての予選通過を果たしただけでなく、優勝も狙える位置で週末を迎えることとなった。

 「こういう緊張感は久しぶりなんで、予選を通りたいとか、上位に行きたいとか試合から遠ざかっているとどうしても考えてしまう」。先週の日本ツアー「ISPSハンダグローバルカップ」で母国の芝を踏むまでは、3月の「プエルトリコオープン」までさかのぼる出場試合。昨年はQTを受けず、出場権のあった下部ツアー序盤6試合でのシード確保を目指したが、体調不良により2月の2試合に出たのみに終わりプラン変更を強いられたことが、大きくスケジュールに穴をあける原因となった。
 2012年に8年間守ったPGAツアーのシードを失って以降は、「宙ぶらりんな中、ショットもパットもアプローチも上手くいかなくて。気分的にも乗らなくて、練習にも身が入らない」と苦悩の時期を過ごした。それでも、今季に入って「結果は出ていないけど、気分的には違う感じでできている」と心境の変化があったという。「自分を責めるのはもうやめた」今は出場させてくれる試合があれば、ウェイティングでもなんでも世界中どこへでも出向いて戦う気構えだ。
 「あくまでもPGAツアーが主体というのは変わらない」としながらも、もちろん母国ツアーでの初優勝を目指して準備は進めてきた。今週は課題となっているドライバーの安定感を求めてシャフトをチェンジ。新たに装着したのは今週から多くのプロがテストしているアッタスの7代目“G7”だ。プロアマから投入したばかりでまだテスト段階だが、「良いしなりで打ちやすいし、僕の使っていたものより少し先端が硬めで方向が安定する」と実戦投入に踏み切った。
 「良い位置にいるので楽しみながらゴルフできればいい」。週末味わうのは長らく遠ざかっていた優勝争いの緊張感。この一戦を再スタートの地として見せる。
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