セーフじゃなかったの!? まだある知らない違反になる自転車ルール

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6月1日から、道路交通法が改正され、自転車への罰則が一定期間内の摘発で講習の義務化がされた。
さんざんニュースでも取り上げられていたし、身近なことだから注目していた人は多いだろう。

実際、「傘をさして乗るのはダメ」というルールが取り上げられたおかげで、最近レインコートの売り上げがぐんと伸びているという話もあるくらいだ。

しかし、実はまだこれはセーフと思っていたら、実はアウトという知らないルールがある。


●仲良く並んで走っちゃダメ
友達同士で自転車に乗っていると、ついおしゃべりしながら並んで走ってしまいがちだ。
しかし、これはアウト。
ただし、「並進可」の標識がある場合は別だ。2台までなら併走することが許されている。とは言え、並進可となっている場所はほとんどないと言っていいので、自転車に乗っているときは並んで走ってはダメと覚えておいた方が無難だ。

●交差点を右折するときは面倒でも2段右折
自転車は「車両」なんでしょ?といって、バイクと同じように右折路線に入ってはいけない。
自転車で右折するときは、「2段右折」しないといけないのだ。
まず、あらかじめできる限り道路の左端に寄り、できる限り交差点の左側の端に沿って徐行する。交差点を渡り終えたら右に向き、またまたできる限り左側の端に沿って徐行して交差点を渡るのである。
くれぐれも車がいないからと、交差点内を斜めに横切るなんてことはしてはいけない。

●片手離しで走ってはダメ
自転車に乗るときは、両手でしっかりハンドルを握らなければならない。
傘を差したり、スマホを見たりは片手走行にあたる。もちろん荷物を持ちながら走るのもダメだ。
片手を離すのがダメならば手信号ができないじゃないかと思われるが、これは問題なし。しかし、手信号でバランスを崩しそうな場所は、片手走行を禁じている安全運転義務が優先されるため、手信号をしなくてもいい。

●「一時停止」では止まって安全確認
「一時停止」の標識があるところでは、自転車も必ずいったん停止し、左右の安全を確かめなければいけない。この標識は自動車の用のもの、と思いがちだが、自転車にも適用される。住宅地内の道路などでは、「一時停止」の標識がいたるところに立っているので気をつける必要がある。

●「一方通行」を逆走してはダメ
「一方通行」となっている道路。これは自動車だけでなく、自転車も含まれる。「自転車は除く」などという表示がある場合はもちろん別だが、それ以外は違反となる。後ろから車が来なくて安心、などと思っていてはダメなのだ。ただし、自転車の場合、下りて押す分には「歩行者」扱いとなるため、一方通行路を逆に進んでも問題はない。

●標識は知らない人が多いので違反しやすい
実は、標識に関して言えば、ほかにも「進入禁止」「車両通行止め」など、自転車も守らなくてはならない標識がある。

そもそも標識なんてものは、自動車の免許を持っている人は勉強するが、免許をもっていない人は、ほとんど知らない。
特に講習や試験も必要が無く、大人でも子どもでも誰でも乗ることができる自転車は、知らず知らずのうちに違反してしまう危険性は高いだろう。

とはいえ、自転車で事故を起こした場合、最悪、命を落とすこともある。乗る人も乗らない人も、この機に自転車の交通ルールについて今一度、きちんと確認しておくことが重要だろう。