Doctors Me(ドクターズミー)- 【教えてドクター!】日焼けサロンによる日焼けは、皮膚がんにならない?

写真拡大

今や、懐かしい響きになってしまいましたが、遡ること15年前の2000年は“ガングロ”ブームであり、女子高生を中心に日焼けサロンに通って肌を黒く焼く、というのが大流行。最近では、日焼けサロンに足しげく通う、といった方は以前ほど見かけなくなりましたが、それでも欧米のファッション誌に登場してくるような小麦肌の女性に憧れ、冬でもこんがり日焼けした肌を維持したい、という方もいるのでは?

そこで気になるのが、紫外線の影響。シミやシワ、さらに皮膚がんなど、さまざまな不安要素が頭に浮かんできますが、紫外線を定期的に浴び続けることに日焼けサロンは、安全なでしょうか?

■ 紫外線のダメージは大きい

紫外線は、大きく分けて主にUV-AとUV-Bの二種類があり、それぞれが肌に与えるダメージは次の通り。

<UV-A>
波長の長い紫外線で、皮膚の奥まで到達し、真皮という皮膚の深い層にあるコラーゲンなどを破壊して、シミやしわの原因を作るといわれています。この紫外線がメラニンを作り、皮膚を黒くする役割があるとされます。
<UV-B>
波長の短い紫外線で、主に皮膚の表面に作用して皮膚を赤くしたり、水ぶくれ、肌の乾燥などを起こすといわれます。有害性はUV-Aよりかなり強いといわれ、皮膚がんや白内障の原因を作るとも言われます。

■ 日焼けサロンも無害とは言いがたい……

日焼けサロンの多くは、たとえばビーチなどでの日焼けとは異なり、紫外線の種類をコントロールし、UV-Aで日焼けをさせるので有害ではない、という広告も多くみられますが、やはりUV-Aであっても皮膚に対するダメージがないわけではなく、将来的にシミやしわ、あるいは皮膚科的に深刻な病気となってでて来る可能性もあり、医師の立場からは、安全と言い切ることはできません。

■ 医師からのアドバイス

おしゃれで、ちょっとスリムに見える効果も期待できる小麦色の肌ですが、日焼けして作る肌にはいろいろなリスクが伴うことも、忘れてはいけません。