<資料>
「3大株バブル破裂相場」とされる1929年からのNYダウ、1990年からの日経平均、2000年からのナスダック指数の下落パターンは比較的似ている。

 そこで、この3つの下落相場の平均を計算してみた。このバブル破裂相場の「平均シナリオ」は、51営業日で33%下落(バブル破裂第1幕)し、122日営業日にかけて下落率を20%に縮小する(バブル破裂中休み)ものの、その後は下落トレンドが続き、約2年半で7割下落するということになる<資料参照>。

 この「平均シナリオ」に、最近の上海総合指数と独10年債利回り(逆数)を重ねてみたところ、似ているように見えなくもない。仮にこの2つもバブル破裂で、「平均シナリオ」に近い形での推移が続くとしたら以下のようになる。

 上海株はまだ日柄、価格ともバブル破裂第1幕の途上にあるということになる。そして、独10年債利回りは、0.6%以下に低下する可能性は低く、秋以降は上昇再燃、1%を大きく超えて、来年以降はさらに2%を超えていくとの見通しになる。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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