ギリシャを救うクラウドファンディング、2億円に近づく

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ギリシャが現在必要とする16億ユーロ(約2,200億円)を集めるキャンペーンが「Indiegogo」で始まった。一時サーヴァーがダウンするほどの大きな反響を呼んでいる。

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ギリシャはこれまで、民主主義の種を世界に伝えた。イオニア式の建築様式も、欧米の街角で(にせものを)見ることができる。ギリシャ料理もおいしい。そうしたギリシャがいま困っている。「みんなで3ユーロ(約400円)ずつカンパできたら、きっとすごくクールなことなんじゃないかな。いろいろとお世話になってきたギリシャのためにね」

これが、ロンドンで靴屋の店員をしているトム・フィーニーが考えたキャッチコピーだ。フィーニー氏は、ギリシャが現在必要とする16億ユーロ(約2,200億円)を集めるキャンペーンをクラウドファンディング・サイト「Indiegogo」で開始した人物だ。

同氏のキャンペーンは2日前に始まったばかりだが、すでに30,000人以上から489,874ユーロが集まっているから驚きだ(翻訳時点では、3日間で71,705人が123万2,366ユーロ=1億6,700万円を募金)。

目標額の16億ユーロに到達するためには、ヨーロッパ人がひとり3ユーロずつ寄付するだけでいい、とフィーニー氏は指摘する(欧州連合加盟国から集めれば十分であり、太っ腹なスイスやノルウェーの人たちは勘定に入れていないという)。

寄付した人がもらえる特典も、額に応じて用意してある。「3ユーロ+送料」の寄付金額だと、ギリシャのチプラス首相の絵葉書がもらえる。「6ユーロ+送料」だと、フェタチーズ&オリーヴのサラダが家まで配達される(うれしいことにドレッシングも添えられる)。

一気に金額があがって5,000ユーロ(68万円)を寄付すると、ずべての代金が入った1週間のアテネ旅行が、ペアでプレゼントされる。現在までに1人がこの額を寄付している(翻訳時点は5人)。

もし100万ユーロ(1億3,600万円)以上を寄付すると、すべての特典に加えて、ヨーロッパの全市民、とくにギリシャの人たちからとても感謝される、とフィーニー氏はキャンペーンページに書いている。

フィーニー氏は当初、耳を揃えて16億ユーロを寄付してくれる人には小さなギリシャの島をプレゼントするとしていた(フィーニー氏は、チプラス首相もこの申し出を快く受け入れてくれると思っていたのだ)。しかし、このキャンペーンがギリシャ政府の公認ではない点を指摘するIndiegogoからの助言などもあり、自分が所有してもいない国の財産をオークションにかけるのは、問題解決の方法としてはあまりよろしくないということに気がついたそうだ。

キャンペーンでの収益はすべてギリシャの人々に渡され、特典はすべて100%ギリシャ製であるという。ただ、キャンペーンはあと約1週間だけだ。全額集まらなかったら、寄付を申し出た人たちは全員、寄付をしない状態に戻る。

フィーニー氏のキャンペーンは話題を集めており、一時はアクセスが集中して、IndieGoGoのサーヴァーがオーヴァーロードしたこともあった。サイトには「『Greek Bailout Fund』のキャンペーンページは予想を上回る関心をみなさまからお寄せいただいております。そのため現在、問題が生じております」というメッセージが表示された。

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