フィオレンティーナとモハメド・サラーの代理人の交渉は終わった。フィレンツェに残るかどうか、サラーはもう1日かけることにしている。フィオレンティーナのアンドレア・デッラ・ヴァッレ名誉会長は、サラーについて次のように語った。

「ポジティブな会談だった。だが、サラーの最終回答は明日(2日)になる。我々は彼の要求を満たした。だから、楽観しているよ。我々は年俸280万ユーロ(約3億8000万円)以上をオファーした」

確実ではないが、フィオレンティーナは大きな自信をみせている。選手の要求であるボーナス別の300万ユーロ(約4億1000万円)という条件を満たし、ほかのクラブのオファーと並ぶか、それらを上回ったと確信しているからだ。

サラーの周辺からもポジティブな雰囲気が漂っている。デッラ・ヴァッレ名誉会長はこの日、会談前から次のように述べていた。

「今日は決定的な日だ。個人的には楽観している。ただ、サッカーではいろいろなことがあるからね」

サラーの保有権を持つチェルシーには、多くのオファーが届いている。インテルは強くサラーを気に入っており、フィオレンティーナが慰留できない場合は交渉する用意を整えている。