J3参戦組から抜擢の最年少MF井手口「少しはやれたかな」

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[7.1 国際親善試合 U-22日本 2-0 U-22コスタリカ ユアスタ]

 昨季Jリーグ3冠のガンバ大阪で、下部組織在籍ながら2種登録され、今季トップチームデビューを果たしたMF井手口陽介がキャプテンMF遠藤航(湘南)とダブルボランチを組んで先発出場。前半45分間プレーし、無失点勝利に貢献した。

「まだまだですけど、少しはやれたかなと思う。(遠藤とは)一緒に上がらないということは2人とも意識していて、そういうところは良かったと思う。距離感も良かった」と、一定以上の手応えがあった様子だ。

 手倉森誠監督も、「ポジションを取れている選手が成長していることを示した」と満足そうにコメント。「井手口もJ3で出ているから普通にやれていた。これからも試合に出ることを条件に選考したい」と言った。

 一方で課題も見えた。「中盤でのつぶしやインターセプトは常に狙っているところ」というように、持ち味はアグレッシブな守備だが、食いつきすぎてかわされ、カウンター攻撃を受ける場面も複数回あった。

「一発で抜かれる部分や、入れ替わられている部分があったり、単純なミスがあった」と反省点は本人も十分に承知している。もっとも、18歳は今回の最年少。「やりづらいことは特にないけど、もっと自分が言えるようになったら楽にできるとは思う」と言うように、多少の遠慮はあるようで、これが解消されればもっと持ち味を発揮していけそうだ。

 今後はJリーグU-22選抜のメンバーとしてJ3でコンスタントに出て力をつけていく一方で、第1ステージは1試合出場にとどまったG大阪で試合に絡んでいきながら、リオ五輪最終予選メンバーに生き残っていくことが目標になる。

(取材・文 矢内由美子)