悔しさ晴らす一撃、FW金森「ゴールしか見えなかった」

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[7.1 国際親善試合 U-22日本 2-0 U-22コスタリカ ユアスタ]

 迷いはなかった。1-0と1点をリードして迎えた後半32分、相手のトラップミスを見逃さなかったU-22日本代表FW金森健志(福岡)はルーズボールを拾うと、ギアをトップに入れる。一気にスピードに乗ってPA付近までボールを運ぶと、「ゴールしか見えなかった」と右足を一閃。凄まじい勢いで飛び出したボールはネットに豪快に突き刺さり、チームに2点目をもたらした。

 後半25分からピッチに立った金森は、ベンチから自分が出場した際のプレーをイメージしていた。「前半を見ていて間にスペースがあるなと感じていましたし、後半に入って相手もバテてきて、より間にスペースがあると感じていました。うまく、良い形でファーストタッチで前を向けました」。

 この試合、ベンチスタートとなった金森は後半25分にピッチへと送り込まれている。手倉森ジャパンの一員として試合に出場するのは、昨年9月28日に行われたアジア大会準々決勝の韓国戦以来、約9か月振りとなった。

「(代表に)選ばれない期間は本当に悔しかったです。良い選手もどんどん出てきて、自分も何とか結果を出したいという気持ちでずっとやってきました」

 悔しさを晴らすかのような、手倉森ジャパンの公式戦初ゴール。与えられた出場機会できっちりと結果を残したものの、満足することは決してない。「ゴールを決められましたが、プレーの質であったり課題も出ました。ここで満足せずに、(リオ五輪アジア)最終予選まで半年しかないので、1日1日を大事にしていこうと思っています」と、来年1月のリオ五輪アジア最終予選までの時間でさらなる成長を遂げると誓った。

(取材・文 折戸岳彦)