きちんと落ちる!洋服のシミ抜きテクニックを覚えよう

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お気に入りの洋服にファンデーションや口紅をつけてしまったり、食べこぼしで汚れを作ってしまったり。すぐに洗ってもシミが残って、悲しい気持ちになったことはない? クリーニング師で洗濯アドバイザーの中村祐一さんによると、ついたシミによって落とし方が違うのだとか。

「洋服のシミ抜きはプロの技術だと思われがちですが、自分で落とせるシミも多いです。シミの特徴を理解して、シミ抜きの基本を学びましょう」(同)

1 洗濯絵表示をチェック
自分でシミ抜きができるかは、洗濯絵表示を見れば一目瞭然。家で洗濯できるものならシミ抜きもできる。次はシミ抜きができないので、自分でやらずにプロに任せて。
◎シミ抜きできない素材:絹、レーヨン、キュプラ、カシミア、アンゴラ、麻、皮
◎シミ抜きできないシミの種類:カビ、サビ、色移り、油性マジック、ヘアカラー剤

2 手作りシミ抜き剤を作る
つけてしまったシミの種類に合ったシミ抜き剤を作ってみよう。

◎油分が多いシミ:ファンデーション、口紅、水性ペン、蛍光ペン、朱肉、チョコレート、ドレッシング、オイルなど。
{おすすめのシミ抜き剤}台所用中性洗剤+クレンジング剤を1:1で混ぜる。
◎色素が強いシミ:カレー、ミートソース、コーヒー、赤ワインなど。
{おすすめのシミ抜き剤}台所用中性洗剤のあとに酸素系漂白剤を。
台所用中性洗剤でできる限りシミを薄くしたあと、酸素系漂白剤を塗り、残った色素を取り除く。

2 色落ちチェックを忘れずに
普段色落ちしない素材でも、洗剤が変わると色落ちすることも。そんなときは、シミ抜き剤をつけた綿棒を衣類の裏側の目立たないところにつけてみて。綿棒に色が移らないか、色が変化しないか確認しよう。

3 洋服の裏移り注意
裏移りを予防するため、シミを落とすときには、衣類の内側に乾いたティッシュペーパーをあてるのを忘れずに。

4 シミ抜き剤をシミにつけてつまみ洗いを
歯ブラシにシミ抜き剤をつけて、シミの部分に塗ってなじませる。そのあと、シミがついた部分を指先で持ち、つまんで洗う“つまみ洗い”をして。

5 最後は丸洗いで仕上げを
シミ抜きをした場所は輪ジミになりやすいので、シミを落としたら洗濯機か手洗いで丸洗いするのを忘れずに。

シミを付けてしまったら、すぐにシミ抜きをするのも最重要! 正しいシミ抜き法を身に付けてお気に入りの洋服を救ってあげて。

中村祐一
クリーニング師・洗濯アドバイザー。洗濯に関するアドバイスを始めると、全国放送のテレビをはじめ各種メディアから次々と出演依頼が殺到しいつしか「洗濯王子」の愛称で呼ばれるようになる。自身の洗濯術をまとめた本を出版、大手メーカーとのコラボレーションなど、活動の幅は広がり、これまでに2000人を超える一般の主婦や芸能人などにも洗濯方法を直接アドバイス。2014年東京にSentaku Studioを開設。洗濯、しみ抜き、アイロンなどを直接学べる洗濯教室をスタート。より多くの人に洗濯の魅力を伝えるべく活動中。