一定の手応え示す手倉森監督「驚いたのは復帰組の成長」

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 国際親善試合が1日にユアテックスタジアム仙台で行われ、U−22日本代表はU−22コスタリカ代表を2−0で下した。

 試合後、手倉森誠監督は「選手には『親善試合ではなく強化試合だ』と言いました。我々の思い、志を示さないといけない。そして日本代表で戦うからには、日本の魂を示さなければならないと伝えて挑んでもらった。彼らは一人ひとりの志を表現してくれた」と選手たちの力強いプレーを称えた。

 選手たちの成長に手応えを感じたという手倉森監督は、「もっともっと良いチームになると思う」と期待を寄せる。特に、リオ五輪のアジア1次予選から無失点を続けている点を評価し、「間違いなく守備意識が高まったチームになってきた」と語った。

「今、驚いているのは1次予選では絡めなかった喜田(拓也)や前田(直輝)など、自分のチームでしっかりポジションを取って(試合に)出続けている復帰組がよくここまで成長したなと。やはり試合に出ることを条件にこれからも発破をかけていきたい」

 前日会見で「色々とテストしたい」と話していた指揮官は、「コスタリカ代表のおかげで色々と試すことができた。システムを変えても選手たちがしっかり対応して戦ってくれた。ゼロに抑え、追加点も奪えた」と評価。一方で、「ただこの親善試合は選手を8人交代させた。4人目に投入した金森(健志)が、3人目の交代で2点目を取れたかどうか。今日のような試合が3人の交代枠で90分でき、かつ最終予選を見据えたときに、これを連戦できるかどうかがチームの課題」と言明した。

 手倉森監督にとっては慣れ親しんだユアテックスタジアム仙台での試合となったが、「やりやすかったですし、(観客が)1万人を超えてほっとしています。2つのゴールと勝利を届けられて本当に良かった」と安堵の表情を見せた。

 選手たちの成長を実感した試合。勝利を喜びながらも、最後は「これで満足することは一切ない」と気を引き締めた。