勢いに乗るイングランドにも強気の佐々木監督「負ける気がしません」

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文=江橋よしのり

「負ける気がしません」

 佐々木則夫監督はとても強気だ。FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015は、いよいよ準決勝。なでしこジャパンの対戦相手は、今大会でチーム史上初の4強入りを果たしたイングランドだ。

 なでしこジャパンとイングランドは、2007年、2011年に続きW杯3大会連続で対戦することになった。過去のW杯での対戦成績は、なでしこの1分1敗。2013年の親善試合でも1−1と、やはり勝ちきれなかったが、佐々木監督は「苦手意識や、やりにくさはない」と語った。

 その2013年の親善試合を、出場停止のためベンチ外(スタンド)から観戦した宮間あやは、当時の印象を次のように語る。

「イングランドは(2011年の)W杯の時よりも、サッカーのスタイルがシンプルになったと思いました。そのような相手に対してどうやるのか、という考えから、今の私たちのチームはスタートしましたので、明日は私たちの原点に立ち返る試合になると思います」

 また、佐々木監督は今大会のイングランドを「フィードもいいし、それに対する反応もいい」と見立てており、「イニシアチブを取るために最初の15分は双方にとって大事。相手のリズムにならないように、自分たちらしいサッカーを攻守にわたってやることがポイントになると思います」と展望する。

 そして、今大会の決勝トーナメントに入り「試合を締めくくる」選手として存在感を発揮している澤穂希は、イングランドに対しても平常心を貫く。

「前回大会で唯一負けた相手ですが、私はそのことはあまり気にしていません。イングランドは今大会、勢いのあるチームだと感じますが、私たちみんなが今までやって来たことを出して、相手の長所を出させないようにすれば、いい流れになると思います。なでしこの良さが出せれば、大丈夫なんじゃないかなと思っています」

 準決勝は1日(日本時間2日)にエドモントンのコモンウェルス・スタジアムで開催される。