暑い夏に似合う花ハイビスカス。南国の美女が髪に挿していたり、レイとして首にかけたりしているイメージが頭に浮かびますね。クレオパトラが美貌を保つためにハイビスカスティーを飲んでいたというエピソードもあるほど。ハイビスカスは、ビタミン、ミネラル、クエン酸などを豊富に含み美肌作りをサポートすると言われますし、疲労回復のためにアスリートが運動後飲んでいることでも注目されている食品です。

ビタミンCの美白効果

ハイビスカスに含まれるビタミンCは皮膚を健康に保つ大切な栄養素。シミの原因であるメラニン色素の分泌を抑えて肌の美白を進めるので、夏の日焼けが気になる女性におすすめできます。粘膜を保護する働きもあるので、口内炎や夏風邪対策にも。ビタミンCは体内にためておけないので、継続的に摂る必要があります。ビタミンCが含まれた食品を選んでいるか自分の食事をチェックしてみましょう。

疲労回復にはハイビスカスのクエン酸を

梅干しにも含まれるクエン酸は、カルシウムの吸収を高めたり、糖の代謝を促したりします。クエン酸を摂ると胃が活性化し、疲労回復・夏バテの栄養補給になります。ハイビスカスに含まれるクエン酸やカリウムは余分な水分を体外に排出するので、むくみ、二日酔いが緩和。血液中の脂肪分を分解し、老廃物を運んで血液をきれいにする働きもあります。ダイエットをしたい人や高血圧が気になる人はハイビスカスを意識して摂るとよいでしょう。ハイビスカスの赤い色素成分はアントシアニン。この成分は眼精疲労にも良いと言われています。

ハイビスカスティーの酸味が気になるときは

ハイビスカスは深紅の花が印象的ですが、ハーブティーになるのは、食用品種であるローゼル種の萼(がく)の部分。ハイビスカスは酸味があるので苦手と言う人は、はちみつやメープルシロップを入れてみては? レモングラス・ローズヒップ、シナモン、オレンジピール、ペパーミントなどのハーブをブレンドすると飲みやすくなります。特にローズヒップはビタミンCが豊富で相乗効果があるといわれています。ハイビスカスティーを飲んで、暑い夏を元気いっぱいに過ごしたいですね。


writer:松尾真佐代