夢は日本武道館での単独公演と語るChu-Z(撮影・桂 伸也)

 アイドルグループのChu-Z(チューズ)が30日、東京・池袋サンシャインシティで、メジャー3枚目シングル「「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」(7月1日発売)のリリース記念イベントを開催した。また、Chu-Zと同事務所の姉妹ユニットであるアモレカリーナによるミニライブも行われた。

 この日会場に訪れた観衆は約1000人。モレカリーナのステージに続いて登場したChu-ZのKAEDE(21)、あすか(25)、ミク(21)、KANA(21)、麻衣愛(26)、LUNA(22)は、ニューシングルに収録されている「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」「#PANAiii」の他に、「GIRLS ON THE RUN」「Choose My Life」を熱唱。積極的にコール&レスポンスを仕掛けるChu-Zの面々に、観衆はすっかり引き込まれ、熱気あふれるライブを楽しんでいた。

撮影・桂 伸也

 Chu-Zのライブを「私たちだけが盛り上がるのではなくて、ファンの方が一体となってパフォーマンスをするというのが特徴」と語る麻衣愛は「今日もお客さんがすごく声を出してくれたので、盛り上がれたんじゃないかって思っています」とコメントし、ステージの会心の出来に満足した表情を見せていた。

 今後、ストリートライブを行う計画も検討中、そして当面の目標として来年、赤坂BLITZでのワンマンライブを目指し、1293人の署名(赤坂Blitzの最大収容人数)を集めるべく奮闘中。七夕が近づいている今日、ステージの背景には七夕の短冊を飾る垣根が設けられているのを見て「(願いが叶うなら)BLITZをソールドアウトさせたい!」とミクは願いを告白、意気揚々とした表情を披露していた。合わせてグループとしての夢は「武道館」でのワンマンライブと、大きな目標を持っている旨を改めて明かした。

 KAEDEがグループの紹介を行う際に「日本の『少女時代』みたいな感じですかね」と語ったとおり、キレキレのダンスで時にセクシーに、時に元気よく会場を盛り上げたChu-Z。果たして目標の武道館のステージに立つ日はやってくるのか。今後の動向も気になるところだ。  【取材・桂 伸也】