皆さんは自分の体脂肪を測ったことがあるだろうか。
 「成人男性の場合、体脂肪の標準値は10〜20%といわれています。また、いわゆるメタボ体型の方で日頃から運動していない場合、おそらく25〜30%になっていると思います」
 こう語るのは。元AV女優でスポーツジムのインストラクター経験もある竹下ななさんだ。

 実はこの体脂肪も、EDと深い関係にあるという。
 「体脂肪が多いと女性ホルモンのエストロゲンの量が増えてしまうんです。ぽっちゃり体型の男性の中には、女性のように胸が膨らんでいる方もいますよね。あれがまさにそれ。女性化しているんです」

 女性化すると、勃起も弱くなる。逆に体脂肪が低いと、男性的な体格になる。
 「サッカー選手やボクサーなどアスリートがそうであるように、筋肉はあるけど脂肪が少ない。すると、男性ホルモンの分泌が盛んになるんです」
 つまり、体脂肪を減らすこともED克服への道だ。

 その方法は1に運動、2に食事管理である。ちなみに運動に関しては、体脂肪を減らすには有酸素運動(ジョギングやウオーキング)が重要といわれるが、
 「確かに毎日、有酸素運動を取り入れて、脂質の少ない食事を心がければ、徐々に脂肪は取れていきます。ただ、なかなか目に見えて脂肪が落ちてこないのは事実。結局、途中でやめてしまう方も多いんですよね」

 このコーナーでも、これまで数多くの「日常生活でできるトレーニング」を紹介してきた。それらは比較的、楽な運動で長続きしやすいものばかりだが、
 「ゆえに体の変化が起こりにくいというマイナス面もあるんですね。もちろん、『じっくりと脂肪を落とす』という強い意志を持っている方なら、そのままで問題ありません。でも、夏までに体脂肪をできるだけ早く落としたいという方は、もう少しハードなトレーニングをするべきです」

 そこで今回、オススメするのは日常生活でできる『インターバル走』だ。
 「最も脂肪燃焼が激しい運動がコレ。プロのアスリートも取り入れていますが、速く走る時間帯とゆっくり走る時間帯を交互に繰り返すんです。すると、体に乳酸がたまり、脂肪も速く燃えてくれるんですね」

 しかし、普段から運動不足の方がいきなり全力ダッシュのインターバル走をするのは危険。
 「一番イイのは、会社や自宅までの道で、小走りと遅足を繰り返すのです。例えば、『次の電柱まで小走り』というように目標を決めて、少し息が上がるぐらいのペースで走る。電柱についたらまたゆっくりと歩き、次の電柱でまた小走り。普通に歩くより、ずっと脂肪は落ちますよ」

 ちなみに、体脂肪を落とすと腹筋も出てくる。
 「個人差はありますが、男性の場合、15%ぐらいでうっすらと腹筋が割れてきます。10〜12%でかなり割れてきて、10%未満になるとバキバキですよ」

 女性から格好いいと思われる腹筋はうっすら割れている程度で十分。15%台をとりあえずは目指そう。もちろん、体脂肪が落ちていけば男性的になり、精力も強くなるぞ!

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。