世界のディズニーで、自撮り棒「持ち込み禁止」に

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ディズニーは、世界各地のテーマパーク内で自撮り棒の持ち込みを禁止する。これまでも乗り物では使用が禁止されていたが、トラブルが続いたためという。

No Selfie Sticks sign outside Big Thunder Mountain! Good call, Disney. pic.twitter.com/OnzNRTT9Uj

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― Inside the Magic (@InsideTheMagic) 2015, 5月 17

ディズニーのテーマパークに顧客が持ちこめないもののリストに、来週から、新たに自撮り棒が加わることになった。

ディズニー・テーマパークの従業員に6月26日付けで送信され、リークしたらしい社内メールから、「自撮り棒の全面禁止」が米国のディズニーパークで6月30日から、続いてパリと香港のディズニーパークで7月1日から実施されることが明らかになった(東京ディズニーリゾートはすでに、自撮り棒だけでなく、三脚も含めて、撮影補助機材の園内での使用を禁止している)。

メールのなかには、「ゲスト・リレーションズ」のスタッフが自撮り棒を預かり、タグと引き換えで帰りに返却するという指示が含まれている。

あるディズニー関係者はArs Technicaに対し、「われわれはすべてのお客さまに素晴らしい体験を届けるように努めていますが、残念ながら、自撮り棒はお客さまとキャストの双方にとって、安全上の懸念が高まっています」と語った。

またディズニーのスタッフ宛のメールには、「自撮り棒の使用はまた、安全、礼儀正しさ、ショー、効率の4つを提供する妨げになります」とある。この4つとは、ディズニー従業員の行動基準である「SCSE」、すなわちSafety(安全)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(ショー)、Efficiency(効率)のことだ。

これまでディズニーパークでは、乗り物での自撮りが急増したことを受けて、「自撮り棒禁止」の看板が急増していた(上の画像を参照)。自撮り棒はこれまで、ジェットコースターなどのアトラクションに乗る際に「固定されていないもの」一般を禁じたディズニーパークの方針に該当していた。

しかしその方針は必ずしも守られていたとはいえない。ルール変更のメールが出された前日にも、「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」で、同パークのジェットコースター「カリフォルニア・スクリーミン」が一時的に停止するという出来事があったが、それも自撮り棒が原因だった。恐怖で青くなった顔を自撮りしたがった顧客が、「ジェットコースターに乗る際は自撮り棒をバッグにしまう」という既存のルールを破ったのだった。

リークした6月26日付けの社内電子メールでは、顧客から、ディズニーが自撮り棒を禁止したのは、ディズニーが提供する「フォトパス」サーヴィスの売り上げを増やすためだろう、という苦情があったときに対する対応も用意されていた。「キャストはこれまでずっとそうだったように、写真を撮影するゲストに協力しなくてはなりません」

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