旦那の「お小遣い」平均39,572円より多い、少ない? パパの“おこづかいルール”正しい決め方

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パパのおこづかい、平均額は39572円!多い?少ない?

今回考えてみたいのは「パパのおこづかい」です。家計の見直しにおいて、なかなか切り込むことが難しいのが、働くパパのおこづかいです。どうやって決めればいいのでしょうか。

貯金もできる! 「ママの“おこづかい”ルール」

まず、パパのおこづかいについて平均を調べてみましょう。新生銀行の調査(2014年)によれば、男性会社員のおこづかいの平均については39.572円だったそうです。

この数字だけを聞いていろんな感想があると思います。
 「ウチより多いかなあ」
 「ウチはよく分からないなあ」
といった意見のうち「よく分からない」はちょっと注意が必要です。これではお金も貯まりませんし、子育てや住宅購入費用(ローン返済費用)などにも心配がでてくるからです。

パパがひとりで勝手に決めているおこづかいはよくない

ひとつ、最初に言えることは「パパがひとりで決めているおこづかい」「ママは金額をまったく知らないおこづかい」はNGということです。

どちらが多く稼いでいようと、夫婦においては「ふたりで稼いだお金」です。専業主婦であれば夫の稼ぎの半分はママのがんばりあってのことですし、共稼ぎ夫婦であれば夫婦合計の半分がそれぞれの本来の年収だと考えるべきです。

そうすると、パパだけ内緒でおこづかいを決めているようではおかしいということになります。一般に男性のほうが年収が高いことが多いのですが、男性は自分の年収をオープンにしない傾向があります。

ママがパパのキャッシュカードも預かって、家計を全部管理し、パパにおこづかいを渡しているのでなければ、「パパのおこづかいルール」を決めておく必要があります。

おこづかいの「線引き」をしっかり決める

パパのおこづかいが高めである理由のひとつに、「おこづかいの範囲」の問題があります。
たとえば

 ・ランチ代は含むかどうか
 ・夕食は外で食べることが多いかどうか
 ・書籍代のように仕事に役立つ勉強費は含むかどうか
 ・仕事の飲み会のような予算は含むかどうか

だけで、おこづかいの金額も大きく変わってきます。

簡単にいえば「ランチ代込み、月30000円」というおこづかいと「お弁当は作ってあげて、月30000円」ではおこづかいのやりくり範囲はまったく違ってくるわけです。ランチ代込みの場合、仮に600円のランチを21日食べると12600円使うことになりますから、実質のおこづかいは6割ということになります。

おこづかいの「線引き」がないと、そもそもどれくらいのおこづかいが適当かも見えてこないわけです。一方的に「〇〇円ね!」と言ってもパパの反感を買うだけになってしまいます。

パパのおこづかいには「遊び」の部分を与えるのがコツ

「線引き」が必要だ、といいつつも、パパのおこづかいを考えるときには「遊び」の部分が必要です。

といってもここでいう遊びは羽を伸ばしていいよ、という意味ではなく、金額が未確定の部分についてちょっと配慮してあげよう、という意味です。

特に飲み代のようなものは、多い月と少ない月があったりします。またお店によって金額も変わってきます。自分ですべて決められるならいいのですが、実際にはそうもいきません。

パパのおこづかいについてはちょっとだけ自由になる部分を与えつつ(あまり具体的な使い道を追求しないことがオススメです)、総額ではコントロールしていくといいでしょう。

平均の月4万円をパパのおこづかいにするなら

先ほど紹介した平均月39,572円というのはざっくりいえば「週1万円」ということになります。

もしランチ代をここに含めるとすれば、仮に600〜700円が平均的予算とすれば3分の1はランチ代に消え、残りを純粋なおこづかいとして使ってもらうイメージです。

コーヒー代やちょっとしたコンビニの買い物、新聞や雑誌などに1日あたり500円は使うとすればこれまた3分の1くらいが消えていきます。

もし、週に一度、飲みに行くくらいだとなくなってしまうくらいの金額、ということになります。ちょっと高いお店だともう足らないでしょう。

逆に、ランチ代をここに含めないのであればちょっと余裕のあるおこづかいになりそうです。

このように、具体的な使い道を話し合いながら、パパのおこづかい額を決めていくと、パパも納得してくれるのではないでしょうか。

家計見直しのためにも、おこづかいルールを作ろう

パパのおこづかいルールが必要な理由のひとつは、家計を管理し、できるだけ貯金をしていく必要があるからです。

なんとなく、「余裕があった分を貯める」と考えていると、お金はいつまでたっても貯まりません。特に子育て中は何かとお金がかかりますし、あわただしい毎日なので計画的な貯金を意識する間もなく数年が過ぎ去ってしまいます。

そこでパパのおこづかいルールもないままやりくりしていると、子どもが小学生になったとき、「この4〜5年、貯金は1円も増えていない!」なんてことになってしまいます。

これでは高校入学や大学進学の資金準備に不安が出てきます。自由に使ってもいいおこづかいをはっきりさせることで、残りを貯金として備えに回すことができるようになるわけです。

もし、どうしてもパパのおこづかいルールが決めにくいのであれば、パパに「家計の負担ルール」や「毎月の貯金ルール」を決めて、「それ以外はおこづかい」とするのも方法のひとつです。

もちろん、「それ以外」がおこづかいとして妥当な金額になるよう、貯金ルールを設定するのがママの腕のみせどころです。

ぜひ、パパのおこづかいルールを話し合ってみてください。

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