[U-16インターナショナルドリームカップ]C大阪U-18所属のU-16代表FW中島が“夢舞台”金鳥スタで先制ゴール!!

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[6.28 U-16インターナショナルドリームカップ第3節 U-16日本代表 3-1 U-16フランス代表 金鳥スタ]

 前半盛り上がるシーンの少なかったキンチョウスタジアムに歓声を轟かせたのはU-16日本代表FW中島元彦(C大阪U-18)だった。日本は前半、カウンターから決定機をつくるシーンもあったが、フランスの196cmCBダン・ザガドゥーと182cmCBイブラヒム・コナテの両CBを突破することができず。また相手の長い足にショートパスをカットされるシーンが目立ち、また相手の強い個の前に1対1でも封じられていた。立ちはだかるフランスの守りを攻略するのは困難なものに感じられた。

 それでも後半開始から出場した中島が試合を動かす。6分、ハーフウェーライン付近でCB西山大雅(横浜FMユース)からパスを受けた中島が前方に空いたスペースを一気に突いて前進。そしてDFが寄せてくる直前に、PA外側から右足を振りぬく。これがゴール左隅へ決まり、先制点となった。

 中島にとってキンチョウスタジアムはC大阪のトップチームのホームスタジアムであり、この場所で決めたゴールには感極まるものがあった。ゴールを確認すると、中島は観客で埋め尽くされていたバックスタンドへ向けて一直線。3,600人の観衆が拍手で背番号16を祝福していた。「(キンチョウスタジアムでゴールすることは)夢でもあったので、最初の一歩が踏み出せたかなと思います。同点だったので絶対に決めてやろうと思って入ったので、それで結果を残せたので嬉しかったです」。

 今大会は初招集で3戦連発の4得点。地元・大阪で印象的な活躍を見せた。だが、満足感はなく、「プレミア(リーグ)でまだ出れていないので日々練習から頑張っていきたい」と次の目標へ貪欲。そしてC大阪でプロになるという目標がある。この日、キンチョウスタジアムはバックスタンドとゴール裏のみが一般開放されていた。それだけに「プロになったらメインスタンド側にも人がいっぱいおると思うので、(きょうよりも)人がおるところでできるように頑張っていきたい」。キンチョウスタジアムを沸かせた新星は将来ホームスタジアムを何度も沸かせるべく、努力し続ける。

(取材・文 吉田太郎)