【SNSで非難が集中】観光地でヌード撮影の若者に「山の神」が激怒?

写真拡大

近年、世界の有名観光地や絶景をバックに、FacebookやInstagramなど、SNSでの画像投稿を目的とした観光客らによるヌード撮影が、欧米の若者を中心に流行している。


Reference : the_topless_tour

火付け役となったのはどうやら、ロンドンでダンススクールに通う女学生3人が始めたInstagramのアカウント「The Topless Tour」。旅行中、おふざけ半分で上着を脱いだバックショットを撮影した彼女たち。その画像をアップするや、友人やクラスメイトを通じて写真が拡散。彼らに触発されるかのように、トップレス写真は徐々に若者たちの心をつかみ、今や旅の目的のひとつ?とまではいかないまでも、明らかに一大ムーブメントといえる広がりようだ。
留まるとろこを知らないトップレス写真、最近は全裸になる行き過ぎた観光客まで現れる始末。

そんな状況のなか、5月30日に投稿された1枚のある写真が、世界中で非難を浴びている。

Reference : the_topless_tour

精霊の怒り?
ヌード写真で逮捕劇

東南アジア最高峰マレーシア・ボルネオ島のキナバル山(標高4,095m)の山頂で、男女10名のグループが全裸で撮影、中には放尿しているシーンが写されたものまであった。
このキナバル山は、現地の人々にとって先祖代々、信仰の対象でもあり、神聖な山。文化やしきたりを理解していない観光客による冒涜行為に、SNSでも非難が集中した。

そんななか、6月5日にこの地域をマグニチュード6.0の地震が発生。キナバル山でも、地滑りや落石などの影響で日本人を含む18名が命を落とした。現地では「外国人観光客の素行の悪さに対する精霊の怒り」とする見方も。不満の声が日に日に高まるなか、地元サバ州警察は、監視カメラの映像などから10名の身元洗い出しを行い、4人が逮捕された。1名は出国(時)の空港で、ほか3名は自ら出頭してきたという。

Reference : The National

これまでにも、ペルーのマチュ・ピチュで、カンボジアのアンコール・ワットで、オーストラリアのウルルで、行き過ぎた記念撮影が公然わいせつ罪にあたると、地元警察に拘束され、国外追放となるケースは後を絶たない。

でも、これも氷山の一角。毎日のようにSNSには、次から次に「ワイルドな文化体験」とばかりに裸の写真が投稿されている。

圧倒的なスケールを前に解放感を得たくなるその気持ち、分からないでもないけれど、そこはやっぱり観光客。他国へと入ったら、その国の文化を軽んじるようなことは、あってはならないはずだ。

 Reference:BBC