グラドルトレーダー・松川佑依子流「四季報の使い方」
平日はOL、休日はグラビアタレントとして活躍する松川佑依子さん。『テラスハウス クロージング・ドア』の映画版やテレビ番組で見る機会が激増中だが、実は彼女、超本格派の株トレーダー。女子力の高さを株に持ち込んだ独自の方法論、必読だ!

◆四季報は全銘柄読破!ニュースもしっかりチェック

「銘柄探しのスタートは『会社四季報』。新しい四季報が出たらすぐに買って、スタバで最初から最後まで全銘柄に目を通します」

 会社四季報は四半期ごとの3、6、9、12月に発売される。今だと、ちょうど2015年夏号が発売されたばかりだ。

「四季報ってページの上側に過去3年分のチャートが載っているので、最初にそれを見て、なだらかに上昇している銘柄をチェックします。いい感じのチャートになっていたら、次にPERを見て、材料を見てっていう感じで、『これ、絶対買い!』だったらピンク、『あとで調べ直そう』と思ったら黄色とかって付せんを貼っていきます。前号の四季報でいいなと思って買ったのがミルボンでした」

 一般的な知名度こそ低いが美容室向けのヘアケア用品最大手がミルボンだ。

「チャートがいい形だなと思ったら、PERを見ていくんですけど――」

 PERは株価収益率。株価の割安度を測る指標で、一般的に「20倍以上だと割高、20倍以下なら割安」と判断される。

「でも、機械的に数字で判断するより、ライバル企業や同じ業種と比較したほうが確実だと思うんです。お目当ての会社のPERが20倍を超えていても、競合も同じくらいだったら業界全体が高評価なんだなってことですし。ミルボンもPERは低くはなかったんですけど、競合のマンダムも同じくらいのPERだったんで、買えると思って買ったんです」

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=47025

 このミルボン、1週間ほどホールドして無事に利益確定できたそう。

「買う前にチェックしてほしいのは出来高や材料/ニュース。出来高があまり小さい株だと『売りたいのに売れない!』って困ることがあるし、材料でとくに気をつけてほしいのが悪い材料。好材料ってそんなに出てくるものじゃないですけど、悪材料がひとつでもあると株価はダダ下がりする可能性があります。『悪材料がないこと』ってとても大事なことだと思います」

 業績の下方修正や社員の不祥事、情報漏洩、異物混入など、不安なニュースがあったら、いったん買い候補から外して様子見を。

「全体的な地合いもポイントです。値上がり率ランキングなんかを見てると、『今、どの業種にお金が集まってるのかな』ってわかってくるので、好調な業種のなかからいい株を探すと効率がよくなります」

 四季報から始まる松川さんの銘柄探しだけど、このやり方には旬がある。

「四季報って発売から1か月も2か月も経つと市場の流れが変わっちゃう。そうなったら四季報よりも新聞やニュースを重視するようにしています。私の場合は新聞に出てきた銘柄を片っ端から検索します。時間がないときはニュースで耳にした銘柄をメモして後から調べたりします。でも、普通の人なら自分が好きな商品やサービスを入り口にして、その会社やライバル企業、業種を調べていくのもいいですよね」

 松川さんの投資、思った以上にかなり本格的。投資のセオリーに忠実な方法論だから安心してマネできそう!

まつかわゆいこ●’90年茨城県生まれ。運用会社で働くOLながら映画『テラスハウス クロージング・ドア』の大ヒットで一躍有名に。初心者向けに『手ブラdeビジネス 株入門』を出版。より深く投資術を解説する書籍も準備中だとか。最新情報は公式ブログで!!
http://ameblo.jp/matsukawa-yuiko/

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