ドーピング騒動で美貌に注目が集まっている、女子バレーのクァク・ユファ選手

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「私の予想よりも早く演技が始まり、音楽が始まったとき、着席できていなかった。それでも歩きながら選手の演技を見ていたので、採点する上では問題がなかった」

 これは、韓国最大級のフィギュア大会で審判を務めていたA氏の苦し紛れのコメントだ。去る3月11〜15日に開かれた「第57回全国男女フィギュアスケート選手権大会」の不祥事が、最近になって韓国メディアに暴露された。選手の演技が始まっているのに、その採点を行うはずの審判が着席すらしていなかったとは、なんともお粗末な話だ。

 同大会のフィギュア審判でやらかしてしまったのは、A氏ばかりではない。審判陣を仕切る役割を務めていたB氏は、A氏が着席していなかったにもかかわらず、競技を始めさせた張本人。また、別の選手の演技でC氏は、採点の締め切り時間に焦って芸術点を3点も低く入力するミスをしてしまったそうだ。

 ちなみに、冒頭のA氏は国際審判の資格を所有しているとのこと。韓国国内で行われるフィギュア大会はもちろん、国際大会でも同じような凡ミスを犯していないとの保証はないだろう。ソチ五輪でキム・ヨナの採点に不満を漏らしていた韓国だけに、まさに“ブーメラン現象”となっている。
 
 フィギュア界に限らず、最近の韓国スポーツ界は不祥事が相次いでいる。

 プロサッカー界からは、済州ユナイテッドFCのカン・スイル選手がドーピングをしていたことが発覚。今季Kリーグで14試合に出場し、5ゴール・2アシストの活躍をしていただけに、韓国国民の失望は大きかった。彼には15試合の出場停止が言い渡されている。

 同じくドーピングが発覚したスポーツ選手として、女子バレーのクァク・ユファ選手を挙げることができるだろう。6月23日、韓国バレー連盟(KOVO)はドーピング検査の結果を発表し、彼女に6試合出場停止の処分を下している。彼女はドーピング騒動で注目を集める一方で、“美人バレー選手”としても話題となった。

 プロ野球界からは、起亜タイガースのユン・ワンジュ選手がSNSにプロ野球選手にあるまじき発言を掲載したとして、現在も出場停止中だ。彼はインスタグラムに投稿した際、「ノムノム」や「一同気をつけ(直訳)」という単語を使用。それらは“韓国の2ちゃんねる”と呼ばれる「イルベ」で使われているスラングで、「ノムノム」は故・盧武鉉元大統領を、「一同気をつけ」は全斗煥元大統領を卑下する意味があるそうだ。
 
 種目を問わずあらゆるスポーツ界で不祥事が立て続けに起こっているだけに、問題の根は、韓国の国民性とも関係しているのかもしれない。そう考えると、昨年韓国で行われた仁川アジア大会が問題だらけだったこともうなずける。いずれにせよ、韓国スポーツ界に対する疑いや批判の声は、当分収まりそうにない。