「川の流れのように」小町渉のアートに身をゆだねてみる

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2015年7月11日(土)〜7月26日(日)まで、東京の中目黒にあるアートギャラリー「VOILLD」にて、アーティスト・小町渉の約2年ぶりとなる個展「KAMO River Runs Through It」が開催されます。

「KAMO River」とは、京都にある「鴨川」のこと。小町さん自身が移り住んだ「京都」で感じたことが、今回の個展のテーマになっています。


ALICE / 2015年 / 写真


KAMO RIVER RUNS THROUGH IT / 2015年 / デジタルコラージュ


無題 / 2015年 / 紙、コラージュ

小町さんは、コラージュ、ペインティング、プロダクト、写真など、様々なもので作品を発表しています。破壊的なイメージを与えながらも、どこか美しさや優しさが漂ってきます。

小町さんの目に、日本の古都・京都はどのように映ったのか? そのヒントは彼のコメントに隠されています。


夏とも春ともつかない季節、京都を流れる鴨川のほとりにて、
橋の下にホームレスのものと思われるテント(家)が目に入った、キャンベルスープ空き缶がそこかしこに散らばっていて
何か不思議なオーラが漂っていた。テントの表札?とおぼしきダンボールに(鴨川 リバー)とマジックで書かれていた。
心を惹かれるものを感じながら家路についた。
翌朝再びそこを訪れてみたらテントは あとかたも無く まるで昨日の事が白昼夢の様に感じた。
たたずむ僕の横を肥満児って言い方がピッタリの少年が魚網を持ち
(ヌートリア ヌートリア)って独り言を言いながら網を川にばしゃばしゃと叩いていた。
その時遠い川床からまるでしめしあわせた様に、美空ひばりさんの(川の流れのように)が浪々と聞こえてきた。

きっとテントの住人は僕だったんじゃないかとナルシストの芸術家きどりに考えた。

ー小町渉


オープニングパーティーは、7月10日(金)の18:00〜。展示最終日の7月26日(日)には、スタイリストの飯田珠緒さん、木津明子さんを交えたトークショーも予定されています。

夏の鴨川…ではなく、“目黒川”を散歩しながらギャラリーに足を運んでみてはいかがですか?

[KAMO River Runs Through It]
会期:2015年7月11日(土)〜7月26日(日)
会場:VOILLD(ボイルド)
住所:〒153-0042 東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台B1F
※月曜日休廊
入場料:無料
お問い合わせ:TEL:03-6416-3972(VOILLD:伊勢)