あせもと言えば子どもに多い皮膚のトラブル。ところがここ数年は地球温暖化の影響により夏の猛暑が続き、汗の分泌量が増えることからおとなにもあせもができる人が増加しているようです。あせもはなぜできるのか、あせもを予防するにはどうすればよいのかをまとめてみました。

あせもはなぜできるの?

暑さで汗の分泌が増えると、汗管という汗の通り道に汗が詰まって汗が出る場所がなくなり、汗が溜まってしまいます。溜まった汗は周りの組織に流れ出して水ぶくれや炎症を起こします。これがあせもです。

あせもの原因となる食べ物

あせもの原因となる食べ物は、金属物質を含むものです。具体的にはニッケル、コバルト、クロムなどです。普段金属物質は尿と一緒に排泄されますが、夏など汗をかきやすいときには、汗腺からも金属物質が分泌され、あせもが起こりやすくなります。ニッケルは玄米、そば、豆類、海藻類、ほうれん草、かぼちゃ、レタス、ワイン、チョコレートなどに、コバルトは豆類、ナッツ類、ほたて、キャベツに、クロムはじゃがいも、玉ねぎ、りんご、紅茶、ココアなどに多く含まれます。あせもが気になる人は、夏場はこれらの食品は控えめに摂りましょう。

あせもをシャットアウトする方法

あせもは汗をたくさんかくことで起こるので、室内ではエアコンを調整したり、通気を良くしたりして発汗を抑えます。汗を放置するとあせもになりやすいので、水にぬらしたハンドタオルやウエットティッシュ、制汗シートなどでこまめに汗をぬぐいます。衣服は綿や麻などできるだけ吸水性・通気性の良いものを選びます。特に下着は汗の速乾性がある素材を選ぶとよいでしょう。

汗をかいたらこまめに着替えるのもあせも予防に効果的。肌の皮脂を摂り過ぎると、皮膚を護るバリア機能がなくなり炎症を起こしますからごしごし肌を洗わず、石鹸を軽く泡立てて手洗う程度にしましょう。ナイロンタオルなど肌に刺激のある素材は絶対に避けてください。


writer:松尾真佐代