Doctors Me(ドクターズミー)- 「疲労臭」があるってホント? その原因と対策

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加齢臭という言葉はずいぶんメジャーになりましたが、「疲労臭」という言葉を聞いたことがありますか? 疲れてくると身体のニオイが変わって、いつもよりクサくなる症状です。
例えば夕方の満員電車に乗ると、同じように混んでいても朝の車内とは違ったニオイがする……ような気がしませんか?

今回は意外と知られていない「疲労臭」についてお話ししましょう。

そもそも、身体のニオイはなぜ発生するの?

身体のニオイ=汗のニオイと思う方が多いかもしれませんが、実は、汗はあまりニオイがありません。岩盤浴やサウナなどで汗をいっぱいかいても、すごく臭くなるわけではありませんよね。

では、汗をかいた後の衣服をしばらく放置しておくと、どうでしょうか。なんとも言えないイヤ〜なニオイが漂ってきますよね。
これは、身体についている雑菌が汗を栄養にして繁殖し、ニオイのもとを作り出すためです。

この、雑菌の種類が人によって、あるいは同じ人でも汗をかく箇所によって異なるため、ニオイがそれぞれ変わってくるわけです。つまり、汗に繁殖した雑菌のニオイが身体のニオイの主な要因になります。

最大のポイントは“汗”の成分

では、疲れてくるとどうしていつもよりクサくなるのでしょうか。

その秘密は、やはり汗にあります。
元気なときと疲れたときでは、雑菌の栄養になる汗の成分が変わってくるのです。
また、ニオイの構成因子である皮脂なども、疲労の度合いによって成分が変化します。これらの要素が合わさって「疲労臭」をつくるといわれています。

もちろん個人差はありますが、疲労臭はアンモニア臭のようなニオイといわれています。

疲労臭の改善方法

自分のニオイが気になる人は、
・しっかり食事をとり、睡眠時間を確保して規則正しい生活をする
・汗を身体に残さず、血流をよくするため湯船につかる
・アルコールを控えめにする
・ストレスをためない
・疲労回復に効果的なレモンなどに含まれるクエン酸や、シジミに多いオルニチンという成分を摂る
などを試してみるといいかもしれません。