UNIVERSAL MUSIC JAPANのyoutube公式チャンネルより

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 フィギュアスケート選手で、最近ではバラエティ番組などにも出演する浅田舞(26)が、レゲエサウンド集団・SPICY CHOCOLATEの新曲『ずっとマイラブ feat. HAN-KUN & TEE』(7月1日配信リリース)のMVで映像作品初主演を務めていることが、6月24日明らかになった。同作品ではキスシーンにも挑戦しているが、ネット上では「この人はどこへ向かってるのか」と“迷走”を指摘されている。

 同曲は既に公開されていたジャケットにも、切なげに微笑む浅田の顔写真が使われている。MV主演やキスシーンについて、浅田は緊張していたとしながらも「考え過ぎないようにしました。キスシーンの撮影という貴重な経験をさせてもらえたので、楽しんで演技しました」と当時の心境を振り返った。

真央も「姉がテレビで私のこと話すのは嫌」と発言

 しかし、浅田といえば“炎上芸人化”が指摘されて久しい。フィギュアスケート選手として活躍していたジュニア時代には頭角を表していたが、2004年頃から怪我の影響でジャンプが不調に。2014年2月のソチ・オリンピックでは、主にコメンテーターとしてテレビ出演。この辺りから選手活動以外のメディア出演が増えており、ネットには浅田がバストを強調して撮ったプリクラも流出。ファンからは心配の声が上がっていた。

 さらに、バラエティ番組では“プライベートの切り売り”を始めた浅田。同年12月14日の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演した際は、フィギュアスケート選手として現役続行中の妹・浅田真央(24)と比較されていたことでストレスを感じていた過去を告白。ストレス発散のため「20歳くらいの時は、クラブで踊り狂っていた」と言い、金髪ギャル姿だった当時の写真を初公開した。これについてネットでは「あんまりしゃべると好感度下がるからやめといた方がいいと思う。真央ちゃんの足を引っ張らないで!」と批判が殺到。しかし、浅田の暴走は衰える様子もなく、2015年3月23日には自身初の写真集『舞』で大胆な水着ショットも披露している。

 最近は炎上発言も連発しており、4月26日に放送されたバラエティ番組『トーキョーライブ22時』(テレビ東京系)では「港区の住民の雰囲気が気に入らない」と言い、5月14日のイベントでは「フィギュアスケートはサッカーとかとは違って、1週間前に復帰したからって出来るものではない」と発言。どちらも「上から目線で鼻につく」と炎上した。

 こうして批判対象になりつつある浅田だけに、今回のMV出演に関しても

「グラビアアイドルみたいな写真集出したかと思ったら次は女優ですか」
「スケートしてる浅田舞は見たいけどキスしてる浅田舞は全く見たくない」
「何がしたいんだろ?本人も辛くないのかな?」

 と厳しい意見が多く見られる。

 また、6月8日には妹の真央がパーソナリティを務めるラジオ番組『浅田真央のにっぽんスマイル』(TBSラジオ)で姉妹共演が実現したが、真央はこの時、姉のバラエティ出演や写真集発売について「真央のことを話されるのは嫌だった。写真集は家族から見て出すのはどうかと思ってた」と当初の心境を明かした。そのため、

「真央ちゃん、この姉のPV見てどう思っただろうか・・・」
「真央さんのためにも大人しくしてたら?」

 など、やはり心配の声が絶えない。しかし中には『「浅田真央の姉」としか認識してもらえないのは辛いかも』と、注目される妹を持つ浅田の苦悩を察する者も。浅田の迷走を止めるには、“妹の呪縛”からの開放が先決なのかも知れない。

(文/一樹守)