詰めかけた報道陣を前に会見に臨む堀江社長(右)。(撮影:吉川忠行)
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 ライブドア<4753>の堀江貴文社長は11日夜、東京・港区の同社本社で会見し、東京地裁がニッポン放送<4660>のフジテレビジョン<4676>に対する新株予約権の発行を差し止める仮処分を決定したことについて、「前進したと思っている。話し合いのテーブルについてもらえる可能性は高まった」と感想を述べた。

 フジサンケイグループとの関係については、「継続的に『話し合いをしたい』というオファーを出しており、連絡は取れる状況になっている」と話し、今後も市場でニッポン放送株を買い増ししながら、フジサンケイグループに事業提携の申し入れを続けていく意向を強調した。

 ニッポン放送がライブドアの子会社になった場合、現在同放送と取引関係のある企業が撤退する可能性がささやかれていることについては「そういったことは起こらないと思っている。万が一あっても、めちゃくちゃ大きな影響があるとは思わない。お互いにとって建設的な形でやっていく方がいいと思っている」と話した。

 今回の決定について、会見に同席したライブドア顧問弁護士の新保克芳氏は「100点満点だと思う」と述べ、ニッポン放送が東京地裁に異議を申し立てたことについて「ニッポン放送が新しい戦術をお立てにならない限り、われわれの方針は変わらない」と話した。【了】