松川佑依子
平日はOL、休日はグラビアタレントとして活躍する松川佑依子さん。『テラスハウス クロージング・ドア』の映画版やテレビ番組で見る機会が激増中だが、実は彼女、超本格派の株トレーダー。女子力の高さを株に持ち込んだ独自の方法論、必読だ!

◆女子力の高さを株の世界で活用し年30%ペースの収益

「運用会社で株を取引するようになってもう3年目なんですけど、母はずっと疑っていたんです。『あんたはそういうことができるタイプの子じゃないでしょ』って2年間は信じてくれなかった。けっこう長い(笑)」

 そう教えてくれたのは、映画『テラスハウス クロージング・ドア』のヒロインとして話題になった松川佑依子さん。彼女の魅力はその美貌だけじゃない。じつは多額の資金を運用する「株式運用のプロ」でもあるのだ。

「就職活動のとき、最初は下着メーカーを受けていたんですけど、みんなバッチリメイクでピンヒール。女社会だって聞いて、『私には無理だな』って思って他の業界も受けてみたんです。そのなかの1社が『ウチだったら芸能関係の仕事と並行していいよ』と認めてくれたこともあり入社しました。ぶっちゃけラクそうだったので(笑)」

 入社先は事業会社だったが、そこで配属されたのは投資関係の部署だった。

「投資事業部って聞いたときは『人事、マジで見る目ないっ!!!』って思いました。私、子どものころから数字が苦手でいつも居残りさせられていたくらい。数字だけじゃなくて漢字も苦手で中学のとき、みんなが受かった漢検に私だけ落ちたし、新聞だって読んでなかったし――。だから、母親以上に私のほうが『株なんてできるタイプじゃない!』って思ってました(笑)」

 だが、思わぬ才能を発揮していく。

「最初、何も教えられずに100万円、ポンと渡されたんです。『これで運用してみろ』って。ホント何もわかっていなかったころなので、『こいつ、マジで頭おかしい!』って思ったんですけど、嬉しくもあったんですよね。信用していなかったら、100万円も渡さないじゃないですか。私のことを信用してくれてるのかなって思ったら、その気持に応えたくて、必死に考えて買ったのが資生堂でした」

 資生堂に着目したワケとは?

「自分の得意分野でいくしかないなって思ったんです。株って男性社会だし男性は化粧品のことがよくわからないじゃないですか。『資生堂が出した新商品はこんな魅力があって、この人が広告をやるんで、女性に受けると思うんです!』って上司にプレゼンしたら、『うん、おれらも興味があったけど、よくわからなかったんだ。買ってみよう』って、買わせてもらったんです」

 1660円で買った株は3日後に1764円へと上昇、無事にデビュー戦を飾った。

「きゃりーぱみゅぱみゅが流行ったら、どの株が上がりそうかって、男性にはなかなかわからないじゃないですか。彼女が着ているのはジャンルで言ったらパルコ系の服なんです。だから『きゃりーぱみゅぱみゅがブームになったらパルコ株を買おうかな』ってすぐ連想できる。男性には理解できなくても、女性ならわかるんです。最初に資生堂で、女であることの強みを活かせたのは、よかったなって思います」

 男にはわからない、女ならではの見立てがあるのだ。

◆ドラッグストアにアパレル街中にも銘柄のヒントが

「街を歩いてても、銘柄探しのヒントがあったりします。『あのアパレルブランド、最近路面店を増やしてて調子よさそう』と思っても、男性だと銘柄名に結びつかないと思うんですけど、女性なら『あのブランドはワコール』って気づいたりします。最近だったら、新しいビルの周りに『くすりの福太郎』をよく目にするようになっていません? そうしたら『上場してるかどうか、あとで調べてみよう』とか」