【前園真聖コラム】 「苦しんでいる香川は途中投入でもいいのでは?」
終わったことは仕方がない。大切なのはシンガポール戦から何を学ぶかです。
もっとピッチをワイドに使う。サイドチェンジを多用して、相手を左右に揺さぶりマークをずらす。サイドに2人の選手を配置して、相手ゴール前のDFの人数を減らす。それから攻撃のバリエーションを増やす、などが考えられるでしょう。
具体的に言えば、右サイドに原口元気、左サイドに武藤嘉紀を張り付かせる。ヘディングが強い豊田陽平を招集して、最後はパワープレーできるようにする、というのが考えられるでしょう。
また、宇佐美貴史のドリブルが効果的だったので、トップ下で先発させ相手を攪乱する。香川真司はもちろん先発でもいいのですが、途中投入でリズムを変えさせるというのもいいのではないかと思います。
ただし、シンガポール戦での一番の問題は、何度もワールドカップ予選を戦ってきたはずの選手たちが、自分たちで戦い方を変えられなかったことです。日本人の悪い部分でもある、監督の指示に従順すぎるとう面が出たと思います。
ピッチに立ったら、判断しなければならないのは選手。監督の言うことは尊重しなければなりませんが、プレーを選択するのは選手たちだと、ぜひもう一度思い出してほしいものです。
(今週のこぼれ話)
「LINE」でブログを開設させてもらっていることもあり、今回「LINE」が提供している番組、「LIKE」(テレビ朝日、月〜木 0:45〜、金 0:15〜)の中で、CMに出演させていただいています。
相手の厳しい突っ込みにアドリブで対応しなければいけなくて、すごく汗をかきました。1カ月の限定オンエアなので、どうか見てくださいね!!
もっとピッチをワイドに使う。サイドチェンジを多用して、相手を左右に揺さぶりマークをずらす。サイドに2人の選手を配置して、相手ゴール前のDFの人数を減らす。それから攻撃のバリエーションを増やす、などが考えられるでしょう。
具体的に言えば、右サイドに原口元気、左サイドに武藤嘉紀を張り付かせる。ヘディングが強い豊田陽平を招集して、最後はパワープレーできるようにする、というのが考えられるでしょう。
ただし、シンガポール戦での一番の問題は、何度もワールドカップ予選を戦ってきたはずの選手たちが、自分たちで戦い方を変えられなかったことです。日本人の悪い部分でもある、監督の指示に従順すぎるとう面が出たと思います。
ピッチに立ったら、判断しなければならないのは選手。監督の言うことは尊重しなければなりませんが、プレーを選択するのは選手たちだと、ぜひもう一度思い出してほしいものです。
(今週のこぼれ話)
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相手の厳しい突っ込みにアドリブで対応しなければいけなくて、すごく汗をかきました。1カ月の限定オンエアなので、どうか見てくださいね!!
1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。